2020/08/06

曇り/1009hPa/体調:よい

ちょっとだけだるくはあったんだけど、概ね良い感じでした。夏バテしていたと言うのもあったんだと思う。

僕はなんだかんだゼロ年代をこじらせているところがあって、あの時代にあった「唐突な暴力」「唐突な性」「唐突な死」「唐突な神」などにやはり支配されて生きている自覚があるんですよね。

ゼロ年代の事は1999年が終わってしまったと思ったら虚無的、厭世的な作風の土壌から大量の傑作が生まれた時代くらいに思ってます。あの頃の主人公たちはみんな救われたい事も救いたい事も自覚しているのに、それがうまくいかなくて苦しんでいたよ。それが辛くて見なかった作品もたくさんあったりはしました。

魔法少女ものが流行った時期は「奇跡は起こるよ何度でも、ただしそのためには適正なリソースが消費される」みたいな価値観が急速に増えて、これもゼロ年代だったな……。

最近は強く願った想いは無駄にはしない傾向が増え、広く受け入れられている雰囲気があるので、2020年代はそういう時代になるのかなと願いますね。

観た。

『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』23話。「回復には時間がいる」から突然やってくるシドー・マサキのスピード感。このセリフのよくわからない度、ガンダムの仮面枠をメタに表現したと言う事なんだろうな。この展開でネプテイトをみんなで作る流れなのかしらん。アルスの扱い、この物語の着地点としては難しいはずで「敵と割り切って倒す」のは簡単だし「物語のテーマとしてはどうやっても救うべき」なんですが、すでにあまりにも多くの致命的な出来事の元凶で、すでに簡単に許せるレベルではないんですよね(ヒロトだって本来腸煮えくり返ってる立場だろう……)ここに説得力をどうもたせるのかは、期待します。
ELダイバーを陽気に受け入れちゃうショップの描写とか、シンプルだけど掘り下げとしていいですよね。マギーさんがマギーさんとして出てくるのと合わせて、この「まっとうな価値観で生きている人たち」ビルドダイバーズシリーズの味って気がします(僕はガンダムはまともじゃない人たちが戦争始めちゃう物語だと思っているから、よけいに思うことがあるよ)。
来週は基本的には新作プラモデルお披露目パーティーみたいな感じみたいなので、気楽に楽しめる感じかしら。そこから大事件起きるようなCパート展開はこのシリーズのおなじみって感じだけど。

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