2022/03/08

晴れ/1021hPa/体調:昨日の疲れを引きずっている気がする

ブラボやっている途中に電話が来て、電話に出ている間に死んで、30分くらいがロストして「うおおおおおおおおおおお!」ってなったんで、ブラボはいいゲームですし現実は苦痛です。

読んだ、観た。

射線堂有紀『愛じゃないならこれは何』


タイトルがすごくいいですよね。そのタイトル通りの短編集で「これは恋愛感情と断定するには微妙だったり、これを恋愛関係と呼ぶのかも微妙だったりする人間関係、しかしこの感情に名前をつけるなら『愛』以外は該当しない」にスポットを当てた恋愛小説あるいはアンチ恋愛小説とも言うべきテーマの短編でした。このテーマをよいなと思ったら読むのがいいです。
個人的には読んでて「絵」が頭に浮かんでくるんですよ。それは「向かい合っているけど距離がある二人」だったり「横に並んで前を向いて、それぞれ酒盃を持っている二人」だったりし、絵柄は『河よりも長く緩やかに』を書いている頃の吉田秋生でした。

こういう表現で内容を表している段階で「ああ言う気配の少女漫画のやつ」と分かる人には言いたいことが伝わると思う。そういうものに全然興味がない持てない人は向かないと思う。

『ウルトラマンZ』13話。


こ、これで解決しちゃっていいの!? 総集編でしょ! 総集編でZさんと仲直りっていうか、本音の吐露……いやでも、ウルトラマンは子供向けなのだから、このくらいわかりやすく伝えるくらいのほうがテーマに沿っていると言えるのか? 登場人物が苦しんで和解すればそれでいいというものではないのだ……。と言う理解の顔をしながら見ました。僕の脳は登場人物に苦しんで答えを出してもらいたがりすぎる悪癖がある。

『錆喰いビスコ』8話。


罠にハマって踏み潰せ回。黒革が思った以上にテンプレの外道だし、その能力が主人公たちと同じ由来をもっていて、それ故に一筋縄ではいかない作りになっているの、設定の利用を十分に出来ている感じでかなり好印象ですね。一方であまrにもただの悪役なので、この人物の声が津田健次郎じゃなかった場合魅力的な悪役なのか自信がない気がする。ミロとビスコとジャビが格が高いので、もうちょっと高めの格の悪を示して欲しい感じがある。

コメント

  1. 赤木真紅朗 より:

    黒革は「文明崩壊前の文化(特に映画とマンガ)が好き」という描写があるんですが、アニメでは少し分かりにくくなってます。
    このはなしで「タキシード仮面様の登場か!」と言っていたのもそうです。
    第一話でビスコが破壊した映画館でスターウォーズの連続上映をやる予定だったことなどで示唆されてたんですが、アニメではここで具体的なタイトルを伏せたのはけっこう黒革のキャラクターの印象に影響を与えてると思います。

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