2021/10/30

晴れ/1026hPa/体調:きっつ

割とマジきっつ。

観た。

『しあわせの絵の具』


「実在した人物になんか色々付け加えて作った伝記映画」の類。しあわせの絵の具って言うちょっとダサい邦題イメージするのとはだいぶ違うテイストの作品。一人の人間が差別や偏見に苦しんだ末に、小さな幸せのある結婚をしたというロマンス映画ではあるのですが、むしろブロマンス映画の様なテイストの印象が強いです。足りない要素がある人間同士が互いを認め合い、不可分の存在となって生きていく様子を描いている。
主役は子供の頃からの重度のリウマチが原因で歩行に障害を持つモード、夫となった魚売りエベレット。
モード・ルイスは現在でも遺作が数百万円くらいで取引されている画家であり、元々のポスターには彼女の作品のテイストがもられていました。絵の具のキューブから直接描くスタイルで、柔らかい線と明るい色彩が印象的。
彼女の住んでいたマーシャルタウンの小さな家は、壁や窓に多く作品が残っており、現在でもまるごと保管されています。映画中エベレットが牛7頭に家を引かせてまるごと引っ越したエピソードをモードに話していますが、これはこうした実話を踏まえたジョークでもあるのでしょう。
妻への愛と尊敬の念を抱え、それを表現する方法を持たずに苦しむ夫エヴェレットの演技が深く心に残ります。怒鳴ったり叩いたり、旧来の「男らしさ」の世界に生きている彼が、とびきりの絵画の才能を持ちながらも、女性に期待されるような仕事はなにひとつ出来ない妻を得る。選ぶのが簡単な生き方ではなかったのに。
我々はこういう生き方が出来るか? そういう時代になれてるか? なんかすごく心に残ってしまった。観たよかった。

『結城友奈は勇者である ―大満開の章―』5話。


のわゆ。
のわゆじゃん……。初手、杏の死体じゃん……。ゆゆゆいユーザーなら知っている悲劇しか起きないのわゆパートが挿入されてダメージを受けている。いや、でも確かにここを挟まないとわかりにくい話になるような……でも初手杏の死体はダメージ大きいよ。
細かい描写がよく出来ているシリーズなので、アクションシーン一つとっても「ここで止まらない若葉の完全さ、友奈の優しさ」などが映像になってわかるのが嬉しい。ってかさーーーーーー! ぐんちゃん!!!! エゴサして闇落ちしていくぐんちゃん!!!!

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