2022/01/26

雪/1016hPa/体調:疲労感が残る

Audible聴き放題「どの程度有用なのか」に不安があるんですけど、『ザリガニが鳴くところ』を池澤春菜朗読とかあるんですね。

かなり気になっている作品だし、池澤春菜なら信頼がおける読み手だなと言う気持ちがあります。試してみるのは悪くないかも。散歩の時間を読書の時間に出来るサービスだと思うと安いし、読む本の幅が広い人にはいいサービスかもしれないですね。技術書や新書、科学書が揃っているならいいかも。
小説でも児童文学なんかはこれでも良さそうだなー。

企画とテキストの取捨選択と読み上げが尋常ではなくうまい(総じて、トークスキルが尋常ではなく高いので、こんなアホみたいな事してるのにやったら面白くなってる)

観た。

『Vivy』9話。

9話 Harmony of One’s Heart -私の使命、あなたの未来-

SFとして求められる話のラインを丁寧にやっていて、とても好感が持てる。
さっきまで日高里菜の声で歌っていた歌姫AIに小山力也の声で喋って己の願望を叫ばせる演出考えたやつ変態のレベルが高いでしょ。解決編なので推理と真相の開示後、解決のためのアクションシーンもあります。機械の体だから、通常の人間同士なら不自然である重量のこもった細い肉体での動きが成立する。というのを、脚本レベルで納得力だしているのはテクニカルだ。「ちゃんとした特殊設定ミステリ」してますね。
概ね推測通りの話の運びで、「AIが人を殺したり自殺したりするなら、動機は使命に基づくはず」が実際に回収され、「やはり技術のレベルがどうにも不自然」なのもかなり強調されましたね。残り3話でヴィヴィの物語をどこに落とすのかだなあ。短編としてみて8-9話がとても好きな話の筋なので、10話以降に気持ちをもたせるのがちょっとハードル上がった気がします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました