2022/04/17

晴れ/1020hPa/体調:精神に不調を感じるので警戒を続ける

庭にお水をまくホース、父親が買ってきたものを今まで使っていたが不便ということで「なにがどう不便なのか」と思ってみたら外径が10mmくらいのほっそいヤツで、先端に取り付けるシャワーとかのを装着できないとの事だったので買い替えました。これから母が調子悪い日、僕が水撒きする時とか出てくるだろうし。

これを無理やり使っていたために出ていた不具合とか水が漏れる場所とかはダクトテープ様になんとかしてもらいました。ダクトテープは文化であり文明。ダクトテープを崇めよ。

観た。

『魔女見習いをさがして』


正真正銘のど名作でビビってる。聖地巡礼ロードムービーアニメと言うべきジャンルなのかな何だそのジャンル。
「子供の頃におジャ魔女どれみにハマっていたことがある、年齢も職業も別々の3人の女性が、おジャ魔女どれみの聖地巡礼で出会い、友情を結ぶ」と言う話なんですよ。それで一緒にまた聖地巡礼しに行ったりする。

すばらしいのはおジャ魔女どれみと言う作品のソウルを完全に継承している事なんですよ。「本当に大切な事は魔法ではなく、ちゃんと自分たちの気持ちに向き合うことで解決する」をやるのがおジャ魔女どれみで、これは僕は本当に凄いことをやっているなあと思ってたんですよ。大人になって辛い事がたくさんあって、人生がうまくいかないその日に「魔法があったら」と願ってしまう。「こんな時、どれみちゃんならどうしていたっけ?」「魔法使わないでなんとかしてた!」これがやれるのは正直マジに今のところまだおジャ魔女どれみだけでオンリーワンの気がします。

人間の自我ってそんな大したものじゃないんですよ。人間が自我を形成しようとしたら教育なしには30年以上かかる人がけっこういるってわかってきているんですよ。だから人間の自我ってわりと冗談抜きに「子供の頃なにを見たり聞いたりしたのか」を無視できない。僕らはフィクションに人間にしてもらってる。そしてこの映画は完全に「フィクションに人間にしてもらった子供たちの後日談」なんですよ。

この「私は〇〇に人間にしてもらったので、〇〇が好きで人間になった子供の後日談」ってコンセプトの作品、もうちょっと見たい気がするんですけど、この完成度でやれる作品はちょっと簡単には思いつかないな。洋画で「小さい頃好きだった映画の文法で勝つドラマ構造」がけっこうあるんで、冷静になるとたくさんあるジャンルって気もするんですけど。エブリディマジックからなにを教わったかの物語……。

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