2022/11/16

曇り/1018hPa/体調:よいめ

サイゼリアのラム串及びそれにまぶすやみつきスパイス美味しいですね……と言うかやみつきスパイスが恐ろしくうまい。あんまりしょっぱくないし味がめちゃくちゃするわけじゃないんですけど、とにかく美味しい。瓶詰め、売ってないかな……? ないな……悔しい……。

ブラックパンサーワカンダフォーエバー

ヴィブラニウムを手にしても軍事利用しか思いつかないようなヤツはなにをやってもダメ。

ヴィブラニウムを手にしたらエネルギー問題が解決するんだから技術が発展するし、技術が発展したら生み出されたゆとりで文化が進むので、技術発展させるべきなんですよ。ワカンダと言う国は実際にそうして今の姿があるっての、ブラックパンサーの持つ一つのテーマなんじゃないですかね。これが映画のドラマの背骨にあるなーと感じていたので、かなり水があいました。

アイアンハートちゃんも科学技術で人を救ったり人生を豊かにすることを考えているキャラで好き。セルフオマージュシーンで好きにならずにいられないし、あれはこの映画が『アイアンマン』のテーマを引き継いでいる意思表明であるとも思った。

なのでこの映画の感想を大真面目に整理すると「ヴィブラニウムを手にしても軍事利用しか思いつかないようなヤツはなにをやってもダメ」になります。

僕はヴィランを努めたネイモアのキャラクター性はけっこう好きだったし、王国も素朴な文明でいいなと言う気持ちでいたんですよ。ヴィブラニウムを太陽にと言うのはまさにエネルギー問題の解決で、そのゆとりで彼らはその王国を築けてる。なのに『彼』は復讐心を捨てないし、地上を征服したい意欲なんかもある。そしてアメリカも、もーーーーーちろん、軍事利用する気でしかなくてヴィブラニウムを探すわけで、それが物語の発端でもある。

「アメリカ政府がヴィブラニウムを手にしたら、地上の全員を殴るし、なんならかつてのスペインみたいに宇宙で植民地を作り出すぞ」「当のアメリカは今まさにスペイン系移民の問題を抱えているんだよな」「映画は文化だから、映画で物理的な豊かさと文化の大切さを切り分けずに主張してる」みたいな現代アメリカらしさがくっきり(しかしファンタジーにくるんで)出ている映画だなーとも思います。そこもかなりよい作品だった。

観た。

『チェンソーマン』6話

あんまり溜めずに永遠の悪魔殺すと思ってたんですけど、わりとじっくりと描いている。ここは一貫してデンジを殺そうとしないアキくんと言う人間を描くためのエピソードなんですよね。ここの段階で、デンジくんは「りんごを食べて自我を持つ人間になっている」のでデンジくんを人間として扱うキャラクターとしてのアキくんを強く描く必要があるんだと思う。

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