雪/1018hPa/体調:そこそこ
明日は『すずめの戸締まり』いきます。ようやく。
これ、僕も門外漢なんですけど、トドとオットセイはわりと区別するの難しいので仕方ない気もする。アザラシやセイウチならともかく。
読んだ、観た。
『月とライカと吸血姫』5巻
ネタバレせずに語るのがけっこうきつい感じに激動の章。明確に史実と違う方向に舵を切りながら、「終焉を迎えつつある共和国の中で、月に向かうためにどうするのか」をレフとイリナが選択をする。その前段階として、あまりにも直接的な不幸が彼らを襲う。だいたいこの巻はその悲劇に向かって突進を続ける共和国の内情編です。作者が自分で「ライトノベルのライトとはなんだ」と言ってましたね。最終的にレフは理想よりも人類の夢を選ぶんですね……。
世界を変えるのに使われる武器が、明確にペンになります。ミサイルではなく、音楽や本が、世界を変えていく。武器では世界をもう変えられない。そういう時代であるように描かれているんだと思いますね。2巻からずっとそういう戦いを続けている。
『お兄ちゃんはおしまい!』2話
お兄ちゃんはおしまい!
もうすでに自分がかわいい女の子になっていることを無茶苦茶に楽しみ始めているまひろちゃんことお兄ちゃん。お兄ちゃんのコンプレックスのほとんどは幼い頃に「兄」つまりは「年長の男性」として振る舞った事に起因するので、この作品は「兄」つまり「男性らしさ」「男らしさ」「マッチョ」からの解放の要素が多いんですよね。
なので、見ていて「男らしさをキャラクターに求めるギャグ」が出て来ないのが印象がいいです。まあだからこそ、女性の女性らしい造形を盛りまくってるアニメの作画が違和感があるってのはありますけどね……。
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