2023/06/24

曇り/1014hPa/体調:そこそこ

読んだ、観た。

『アイスロード』

思ったよりもご機嫌な映画だった。鉱山の中に閉じ込められた人々を救うため、重さ30トンのトラックに乗り、カナダの凍結した湖(氷の厚さはわずか80cm!)を突っ切って必要な抗口装置を輸送する! しかもわりと序盤にもう人が死ぬ。人種差別のクソ野郎、アフガン戦争のPTSDなどの社会は要素もドラマに取りこんでいるが、別にそんな事なにもわからなくても大質量の物体が走る姿そのものがかっこいい楽しい。まあなにも考えなくていい映画枠。

作中で水温88℃って出てきた画面、トラックの中の話か即座にわかんなくて変な顔しちゃった。一瞬華氏なのに翻訳ミスしたのかと思った。

『スキップとローファー』3話

スキップとローファー

みつみなんですけど、空気を読めないと言うか「そもそも人と人が対立する事をよくわかってない」「悪意が当たり前に存在することを知らない」キャラクターだと思うんですよね。その事にイライラする人もけっこういると思うんですけど、幸いな事に周囲は(と言うより結月は)そのみつみをそのまま受け入れられる。今回の「なんで呼んでくれないの」でかなり結月の内面が示唆されてのかなー。

『緋弾のアリア』5巻

ついにシャーロック・ホームズ登場回。しかし作者がシャーロック・ホームズをどう思ってるのかは正直よくわかんなかった。でもツインテールの女の子を本物の天使だと思ってるのはよーーーーくわかったよ。

ツインテールの女の子は天使、ツインテールは天使の翼なので、シャーロック・ホームズはひ孫をツインテールにするために一族にツインテールを義務付け、ツインテールが本当に天使の翼として機能したのでひ孫は高度3000mから落下しても死なない場面がある小説、迫力がすごい……。思想をそのまま絵にしているし情熱がそのまま絵になっている。こう言うのをやる覚悟があるから40巻もシリーズを続けられるのだと言う説得力がある。

本編であるシャーロック・ホームズとの決戦が終わってからは短編集みたいな感じでした。ちょっと珍しい構成ですね。

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