2021/07/06

曇り/1009hPa/体調:ちょっと全体的に悪い

縦になっている時間があんまりなかったし、縦になっていた時間はずっと十三機兵防衛圏をやっていたみたいな生活。

読んだ。

『かげきしょうじょ!!』11巻。

巻末のおまけ漫画だけで元が取れるくらい面白かったんですが、本編がとてもいい。
奈良田愛の扱いがうまいのが印象に残る巻になった気がします。ポジション0はアイドルで言えばセンターのはずで、奈良っちはセンター取れてなかったのがフォーメーションの話でも活かされてますよね。
左右に振る動きに慣れている発想。センター取れてるキャラを後に出してくるのも一連の流れでキャラの無駄遣いがない。奈良田愛の思慮深さを役柄そのものに落し込むと言うのも、印象的。芝居を作劇に上手に落としている作り。

この後に「舞台演出を手掛けるプロフェッショナル」である高木先生の演技プランをやるのも考え込まされますね。

9巻の記述だとペールセポネーは「男役の女性が女装して挑む」と言うポジのハズなので、それを今の「男役と娘役の境目で悩む奈良田愛」でやるという筋書きは面白い。登場人物たちの感情を追うのが忙しいけど、とても練り込まれた展開で、話の作りがとにかくいい。

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