雪/体調:けっこう悪め

分割キーボードでよく言われるのは「肩を広げた方が自然な姿勢」と言う話です。確かに、自然な姿勢ではあるのですが、自然な姿勢=キーボードを打つのに最適な姿勢なのでしょうか。楽器とかで大きく左右に肩を開いて演奏するものってちょっと思いつきませんよね。もし本当に肩を開いている方がメリットだらけなら、キーボードに限らずそういう形になっている道具、もっと多いと思いませんか?
腕を閉じて脇を締めて作業するメリットがこの世にはあるんですよね。そっちのほうが人間の体の構造上有利にできる事がある。それは力がこめやすいし、繊細な力加減、器用な動作ができることなんですよ。この世で1番研究されている鍵盤を打つ作業は、ピアノの演奏だと思います。解剖学でどう筋肉が動くかもかなり検討されているピアノでは、左右よりも正面の部分のほうが打鍵がスムーズであると言われています。
みんなご飯食べるときだってペットボトル開けるときだって、体の真ん中で力を込めるではないですか。一番打鍵が強く正確になるのは「体の正面、みぞおちから胸のあたり」であると、鍵盤楽器の話から考えていいように思えます。つまり従来の一体型キーボードの配置位置そのままです。僕が考えるに、分割キーボードの弱点とは、打鍵に十分に力がこもらないことだと思うんです。力をこめやすい、コントロールしやすいということは、精密な動作ができるということでもあります。
フォロワーにキーボードが跳ねるほど力を込めて打鍵する人がいるんですが、そうなるの、その方が動作が正確(力をこめやすいから正確に動ける)というのもあるんじゃないですかね。
「腕を広げた姿勢は楽だけど、高速打鍵に最適な姿勢ではない」と思います。
ティンティングにメリットはあるのか?
分割キーボードの文化を知ると明らかに異常行動に見えるものの代表といえば、テンティングでしょう。
体の正面を頂点にした山の形にキーボードを配置する、まるでテントのような形にキーボードを傾けるからテンティングと言います。人によってはキーボードをほとんど垂直にする行動は、正直かなり異様です。僕もいまだにちょっと見るとびっくりすることがあります。
極端なテンティングしている人の例。ここまでやると打ちにくくなる人のほうが多いみたいでこんな感じにちょっとだけ傾けている人が大多数だと思うし、僕もそうしてます。
これをやると実際に打ちやすいかと言うと……いろいろ試した結果、人による!! 結論になりそうだなと思っていまして。
これ、上で上げた分割キーボードのメリットもデメリットも拡張されるからです。
より自然な姿勢、自然な手首の角度になるので楽という話には一理あるでしょう。しかしその姿勢で使用できる筋肉はキーボードを普通に寝かせている時よりも少ないと思われます。つまり、かなり指の力がないとテンティングしたキーボードは使いこなせないのではないでしょうか。
個人の経験で言うと、実は分割していないキーボードでは押下圧(キーボードのスイッチを押すのに必要な力だと思ってください)が50gのキーボードでもまったく力不足を感じなかったんですが、分割キーボードにしてみたら、押下圧45gのキースイッチでもけっこう疲れが感じるんですよ。試しに40gに減らしてみたら少し楽になったし、これでもテンティングすると少しスイッチが重たく感じてしまう。
これ僕だけかもと思ったんですけど、全然そんなことなくて、調べるとテンティングだと軽いスイッチのほうがいいみたいな話をしている人がけっこういる。大体の人、たぶん指の重さ(指一本10gと考えると影響あると思う)や上半身全体の筋力を十分に使えないことが影響するんだと思います。分割キーボードでテンティングしたい人は35gとかのキースイッチ使うほうがいいんじゃないですかね。
真面目に考えると普通の一体型キーボードも理にかなっている道具である。分割キーボードとは重視しているところが違う。と言う話になると思うんですよね。
たぶん、肩幅が広くて筋力に余裕がある男性のほうが、女性よりは分割キーボードを使いやすく感じるんじゃないでしょうか。肩幅が狭い人はかなり押下圧を軽くしないと分割キーボードのメリットを感じにくいと思うんですよね。
読んだ、観た。
伊坂幸太郎『ペッパー・ゴースト』
ニーチェを読んでこの痛快娯楽小説が出力されてしまう伊坂幸太郎先生は一体なんなんだ。と言う気持ちになる読書体験でした。普通はこんなものでてこないでしょ。
伊坂先生作品なので粗筋の説明すら難しく、「群像劇で主人公は未来予知の能力を持つ中学校の先生、猫を虐待した人物を探し当てて猫と同じ目に合わせるハンター(作中作の小説のキャラ)、テロで家族を失ったカンフー映画マニアの女性」と言う段階でもう説明が難しすぎる。これらがなぜか合流して一つニーチェについて語り合って大きな事件に立ち向かいます。どんな小説なんだ???? ってなったんですけど、これで面白いから本当に困る。
『グノーシア』第9話 グノーシアの世界
ついにグノーシアをする世界線が回ってきた。グノーシアたちが背後でけっこう打ち合わせしていたことがはっきりするのがちょっとおもしろい。リスク相談してる。コメットの設定開示。あくまでユーリがグノーシアになっても人格変わらずに仲間に対して優しいの、けっこう胸に来るな。ここで真占い師に白確出しちゃうの人狼が下手!! シゲミチに対してみんなひどすぎる。ラキオとシゲミチの存在が出落ちになっていて良くないと思います!! エンディングもグノーシアバージョンあったんだ。

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