2020/04/29

曇り/1020hPa/体調:悪くなくない?

体調、あんまり悪くはないんですけど、不安が強いですね。「なんだかやる気がない日だなあ」とは感じていたんですが、原因不安じゃないかしら。

ごちうさTVシリーズを見終えたんですけど「なんか終わってみると、自分は結構楽しんでいたな」と言う気持ちがあります。少なくても秋に予定されている三期は見ようと思ってますし。これは誉めているんですが、女児アニメのようなテイストでしたね。

「かわいさだけで百点満点中一千万点だからこれでいいのです」と言うコンセプトの作品としてはすごく良く出来てるんですよ。これは称賛。二期のオープニングとかその方向でまとまってて歌詞が良かった。

努力はそんなに実らない でもちょっぴりいいことありそう(あるよ)
何人たりとも わたしの前で ケンカしちゃやだやだ

この二箇所がとくにいいな……(一瞬で空気感がわかるし力が抜ける)。

全体的にふわふわしている話で(雰囲気だけではなく)掴みどころがないし、ギャグアニメとしてはそこが楽しさでありました。その象徴的なキャラクターが主人公のココアで「わりと友人たちに配慮してくれる子なのに、行動がふわふわしていて全然なに言ってるのかわかんねえぞ」みたいなキャラ構築なんですよね。ビジュアルだと「この世界観で銃を持っているの? 設定で親が軍人とある……なぜ?」みたいな感じだったリゼが、本編見てみたら常識的なツッコミをいれる係だったのは、意図的な対比とキャラの配置なんだろうと思います。それに合わせて全体のトーンが決まっているので、必然的にふわふわする。キャラクターから町並みまで、デザインが細部に至るまで徹底してガーリーなのも特徴的。マニッシュなファッションすらほとんど出てこなかったんじゃない? 声が速水奨のお父さんだけが「父」として世界観の中にいる。

「かわいい女の子が五人で、洗濯物を踏み洗している環境映像」みたいなエピソードもあって、それを見て楽しいかどうかはさすがに個人差があるよねとも思います。二期の後半にはまとまった感じのエピソードも増えてきて、4コマ漫画をずっと読んでる感は薄めになった気もしますね。ただチノちゃんが中洲に迷いこむ話とか「ギャグアニメでもやめてくれうっかりするとマジに死ぬから」みたいな悲鳴をあげてしまったりするから楽しみきれない、これはまあ個人の感性の問題ですよね(でもあの話、全員死んでもおかしくないから大人はちゃんとしろよって思っちゃうよ)。つまりいつも見ながらテンション上がっているタイプの、「僕がこの日記ですごく誉める」タイプの作風では全然ない。なんだろう、誉めようとしてるんだけど、僕にとって誉めどころになるポイントがそれほど多くないんですよね。わかってくれ。

キャラクターデザインを見て魅力を感じる人は見て損はしないだろうと思います。キャラクターデザインから期待するような事しか起きない作品。それはすごく強い事ですから。……ところでアニメ公式アカウントがやってたSFテイストのエイプリルフール企画、そのままスピンオフにして、かわいい女の子が滅んだ文明を思ったりバトルしたりする話やらない!? あのキャラデザでそういう話みたい!

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