2020/07/16

曇り時々晴れ/1010hPa/体調:睡眠スコア70

睡眠スコアが低いと起きてから活動するのに明確に支障をきたすんで、不眠症でもみんな頑張って寝るんですよ。
将棋仕事しながらチラチラ見ていたんですけど、棋聖・藤井聡太誕生、おめでとうございます。下手するとこのまま複数タイトル奪取して、年内には藤井聡太九段になる。が、現実的になってきたんですよね。

これでついふきだしてしまった。平安貴族が帽子脱いじゃダメじゃん。

記事中でかなり雑に「女性は平安に惹かれるのか」みたいな話出ていますが、確かにライト文芸で平安ものが増えた気がすると言うのは、書店で感じていて「子供の頃に『なんて素敵にジャパネスク』『ざ・ちぇんじ!』を読んだ世代がものを作ってるんだなあ」が理由かなあくらいに思っていました。当事者であるこるもの先生は『あさきゆめみし』夢枕陰陽師メディアミックスの影響の話もしていますね。因果としては「昔から女性向けのレーベルで出来の良い平安ものが存在したので、今も女性が平安ものを書いたり読んだりしている。そして元をたどれば平安時代に紫式部と清少納言の女性作家二人がいた影響である」と言う事になりそう。……あと最近、羽生結弦から平安入った層、いるんじゃないかしら?

観た。

『ガンダムビルドダイバーズRe:Rice』20話。好きぃ……少年が少女を失う、それが世界の喪失、こみ上げる復讐心、そして引けないトリガー。前シリーズから指摘されていると思うんですけど、ビルドダイバーズ「まともな人間の話」なんですよね。チャンピオンがとくにそう。企業が出資して運営が作った利用者がたくさんいるゲーム世界、「人間ではない電子データ、バグのために捨てる」、無理なんですよね。この世界も誰かが作ったものであり、それを作る行為はガンプラを作る行為と本質的に同質であると言うロジックもある。その事は犠牲になるバグ達もそう言ってるし、大人たちはその意志を汲んでいる。なので少年向けであるビルドダイバーズでは「その中でわがままを押し通す少年(このわがままもまた、まともな話ではあります)」を描いたんですけど「絶対にその犠牲になったヤツ」はいるんですよ。それがヒロトである、イヴである。「ビルドダイバーズより対象年齢をあげた話をやる」でやったRe:Riceで「ビルドダイバーズの犠牲者をはっきり描く」、いいコンセプトです。これをやってくれたのは嬉しい。これをやったことで「現実であるであろう世界エルドラを犠牲にするわけにはいかない。それはエルドラが現実であるかどうかみたいな事は関わりない。そしてここの住民も一切犠牲にするべきではない。それは過ちの繰り返しである」みたいなところが際立ってくると思います。二週間続けてしっかりやってくれてよかったよ。

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