2020/12/04

曇り/1025hPa/体調:よいと言うか頑張った

参加しました。
行くのをやめることも検討したのですが、COVID19の流行により3月の公演が12月まで延期、今回の開催もかなりギリギリだろうと予想できる状況なので(他の地域で再延期や中止がかなりある)本当に貴重な機会なんですよね。まして地元秋田での公演はおそらく最初で最後になるでしょうから、家族や親戚とも相談して行くことにしました。浅田真央サンクスツアー、サンクスはこっちの台詞だぜ……。

浅田真央、本当にいるんですね。

これは完全に天使や妖精を目撃した人間の感情とほとんど変わらないと思うんですよね。非実在のはずの美しく、そして想像を越えるものが実在していた。そういうタイプの衝撃があったんですよ。

内容は浅田真央が80分間ショーをする、他のキャストも無良崇人(艦これスケートショーの提督役だった方です)を筆頭に実力者が揃っていると言う夢のようなもので、浅田真央は現役を引退したのにダブルアクセルを合計で4回は飛んでいました。正直、他のキャストだってフリーレッグがすごくきれいで「一流」を感じる人しかいなかったのですが、それでも浅田真央は突出してスピンやステップが美しかった……。今でもジャンプ以外はレベル4いけるのでは? なにより80分間も演技を続ける体力が圧倒的。そもそも人間があんな風に動ける事そのものが、非現実的なんですよね。

今回のショーでも浅田真央自身が様々構成を担当しているそうで、その方面で今後もスケートに関わって評価されるだろうと言うのも思いました。
160回以上も公演しているので場馴れとかそういうのもあると思いますけどね。照明とかもこんな田舎で始めたやるにしては完璧な打ち合わせに見えました。

最後にみんなで同じデザイン、異なるカラーで出てきた時には「これは……コンセプトは花であり、衣装も振り付けも全部花なんだな……」とすぐに理解できたし、理解した瞬間に体の芯から震えが来たんですよね。

難点は会場。おそらく全国でも珍しいほどせまく、古い場所でしたのでキャパにかなりの無理がありました。結果として、スケートリンクの上に客席を設置していたので、アイスショーにしても極端に寒いと言う世界でした。中盤くらいに「これは……もしかして……スケーターたちは僕が低体温で見ている幻覚……」みたいな疑惑が生まれるくらいに寒かったです。寒さに耐えきれなくなった観客がたまに暖を取りに避難しているのがわかったくらいにやばかったです。全国の他の会場に慣れている人が悲鳴をあげるくらいだったので……。さすがにちょっと僕も体の耐久力の限界を越えた気がする。

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