2021/12/08

曇り/1028hPa/体調:良いめ


ブラックフライデーセールで購入したこれが予想よりずっとよくて、助けられていますね。
わりと小声で話しても0.5mくらい離れたところで声を拾ってくれるので、ヘッドセットのマイクを口元にみたいな配慮しなくていいの、けっこうストレスが減ります。これならマイク通話が必要な環境で暮らしている人なら、定価で買うのも十分ありでしょ。

ショートカットで再生・録音デバイスを切り替えできるフリーソフトも導入したんで、ヘッドホンやイヤホンを気軽にあれこれしやすくなって気楽。

読んだ、観た。

平田駒『スガリさんの感想文はいつだって斜め上』


比較的児童向けのビブリオミステリーシリーズ。出版社は5分間ミステリーとか出しているところですね。軽い読み物として手にとったら、思いの外良かったというのが素直な感想。「文学少女シリーズの影響を受けた、文学少女のルックスを持つやや奇抜なヒロインが、読書量と思考を武器に謎を解き明かす」と言う、いい意味で「奇抜さはない安心して読めるライトなミステリ」と仕上がっていると思います。
スガリさんこと須賀田綴。古風な三編みの美少女でありながら、奇抜な食習慣を切欠に学校では浮いている彼女の趣味は「読書感想文」。彼女に部活の顧問を頼まれた男性家庭科教諭・直山は読書感想文と起きる事件、そして生徒であるスガリさんそのものに振り回される……と言う感じ。
中編二つ、1話目は『こころ』を扱ったスタンダードな「物語の謎と現実の謎、両方を探偵役が解き明かすビブリオミステリ」ですし、2話目は児童向けらしさもある『手袋を買いに』を扱い、小学生の子供の心の機微を解く物語でこれも好感度が高い話でした。これ色んな人に軽い気持ちで読んでもらいたい。続きも読もうと思います。

『白い砂のアクアトープ』22話。


なんか突然の重めのサブタイトルだけど、くくるはそこまで覚悟しないといけないところまで追い詰められていたっけ(言うて2日仕事休んだだけなので……)と思ったら、くくる以外の周囲が覚悟を決めて行動を始めると言う話で不思議な感覚を味わう事に。この前も別作品感想で同じ様な事口走っていた気がします。飼育部推薦と営業の仕事が楽しくなりそうなタイミングが組み合わさってしまったのはくくるけっこう大変だなー、帰還に必要だったのは「謝る勇気」くらいだったけれども、帰ってからきっちり仕事をする方に覚悟がいる展開になってしまっている気がします。
そう言えばコロポックルの伏線や失われた姉の要素は終盤にきて失われているし、獣医先生の子供の話とかもあまり重要ではなかったし……みたいになってますね。ここにきて突然クローズアップされた環境問題も不思議な作り。もっと序盤にやらない、その話?! と思った。瞬間瞬間を必死に生きているみたいなアニメの気はする。

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