2021/10/01

曇り/1004hPa/体調:よいめ

「睡眠のリズムは前に肝臓を壊した時以来、もっとも現在整っていると思う。そのうえでToDo、タスクを消化するのも出来ている。さらには運動の習慣がもう半月以上続いている。しかし不安とうつの状態はそれほど良いとは言えず、こなしたタスクの数が積み上がっても、それにより強い達成感を得る事はない」と言う状態なんで、医者と相談してきました。

どうも「それはセロトニンが正常に働いていないのでは」と言う話に。今の生活リズムだとセロトニンが分泌されていないという事はないと思うのですが、けっきょくうつ病によってセロトニンに(あるいはセロトニン受容体に)あれこれトラブルがあると報酬を受け取れないし、消えていいはずの不安もなくならない。達成感も得られにくい。なるほどな……。

かなり直にそのあたりに作用する薬を飲めていた頃は、達成感以前に「自信」みたいなものが生じていたのですが、今はそう言うものがかなり薄いんですよ。

やはりうつは脳の病気だし、脳は臓器だし、僕はそこが悪いんだなと納得してしまう。

観た。

『かげきしょうじょ!!』13話。

終わってしまった。悲しい。
諏訪部の「ほとんど声と視線誘導だけで周囲を圧倒する演技の演技」はマジに現場怖かったのでは……。もうちょっとじっくり演出してほしかった気がする。杉本さんの立ち位置が本当によく、「実力がある人間にしかない、それでも自分は『ありきたり』と言う葛藤」からの解放の流れがユニークだし(ファントムの意見があまりにも的確なんですよね。現場の人間の意見が聞こえる)、その「奈落の深さ」そのものがしっかり残されるのも印象深い。その境目を行き来する上坂すみれは本当にはまり役だったと思う。

しかしこうして振り返ると「内容的には原作の『かげきしょうじょ!!』7巻までの総集編」となってしまった感はあります。端折り方なんかがそういう感じですよね。それでも全然面白かった、間違いなく名作アニメだと思う。これを機会に原作に入ってきてほしいし、実際に原作を読んで悲鳴を上げた人はたくさんいると思う。

原作の密度があまりにも濃い事がアニメにあたっては不利に働いているにも関わらず、これだけ毎週肯定的な感想をSNSで多く見た。と言うのはあんまりないんですよね。

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