2022/10/06

曇り/1010hPa/体調:寒いので昨日よりよい

やはり暑いよりは寒い方が体調がよくなる傾向がある。

このゲーム、最近僕のTLでかなり盛り上がっているゲームで、おおよそ感想は3種類あるんですよ。

「シナリオはとにかくいいエデン条約編のためだけにプレイして損はない」

「ゼロ年代葉鍵全盛ジャパニーズカルチャーの影響が強すぎるのでは?」

「ストレートに言ってモモトークは気持ち悪い」

要するに昔の日本の泣きゲーム文化の影響が強い、とにかくシナリオがいいゲームと言う事です。それに対して「18禁」と言われたので「まさかここからいまさら本当にエッチなことをゲーム内で始めるのか……?」と正気を疑ったところ、韓国国内の表現に関する(女性の露出度などを含む)レーティング事情を考慮し、やりたい事をやるために手段を尽くすと言う宣言のようです。これはかなり好印象です。

読んだ、観た。

『EngageKiss』3話

急いで着替えてきてくれるアヤノさんが普通にかわいらしい……と思ったら、これ伏線なのか。シュウが復讐のために手を選んでいない描写がなされます。情報漏洩に談合、不正のオンパレード。悪魔の事を隠しているのがそもそも不正である社会なのでなにもかも今更ってのを強調しにかかってますね。

悪魔退治にはそもそも予算がかかり、それに苦労しているのはシュウだけではない。むしろ現場はどこも金がない気配がする。

そして目的のためには自分の思い出すらもいらないっての、かなり好みのキャラクター造形なので一気に印象が変わりますね。キサラもシュウから奪った記憶を読んでる。だとするとキサラはシュウの目的もだんだん奪い取れたりするのか? これ、いい関係性に見えてきた。

『本好きの下剋上6』

3巻から4巻との隔絶とはまた違う感じで、5巻と6巻の間にはけっこう大きな溝があって、それがなにかと言うと「死」でしたね。しかしこの段階ではマインの目の前では誰もまだ死んでいない。マインの大事な決断の前に誰かが目の前で死ぬフラグ配置だと思うので、今後が心配になる。

マインの幼さ、生前の段階でもそれほどつらい目や不幸に遭遇しなかった事にも由来しているのをかなり強調したのも「これからつらい目にあうんだよ」の気配がする。俺は詳しいんだ。

本作りの方はだんだんと進展し、活版印刷がついに視野に入ってきました。活版印刷、8世紀には中国に存在していたらしいのでここの文明レベルならできるできないで言えば明らかに「できる」んですよね。木工のレベルも高いし。と言うか、一応は木版を試みているのも現実のなぞりかな。粘土板やパピルスに挑んだのも合わせて「本の作り方の歴史」そのものをマインがなぞって行く構造と言うプロットなんではないかな。最初の本が宗教書になるというのもおそらくはオマージュ。

だとすれば「印刷と言う技術は本を作る技術というだけではない」と言うのもまた、マインを襲うものになるのかな。……宗教と印刷といえば、「免罪符」の存在を忘れるわけにはいかないな。

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