2022/10/27

晴れ/1026hPa/体調:午後ちょっときつかった

気圧急速上昇タイミングがあったのでそこでちょっとくらくらして休息をとったら、なんかその後うつ状態になってしまった。基本的に寒い時の方が体の疲労感は少ないんですが、脳はそうとも限らない時があるんですよね。

読んだ、観た。

『チェンソーマン』3話

チェンソーマン

世界観かなりちゃんと説明してくれているエピソード。ソ連が残っているとか悪魔の問題は国際的な問題でとか、「悪魔の強大さは、恐れの度合いで決まる。怖いイメージがある悪魔ほど強い」みたいな少年漫画としてのルールが提示されるとこ。

蝙蝠の悪魔はそれなりに強く描かれているんですが、蝙蝠の悪魔本人の言動がかなり「常識的なテンプレートの悪」として描かれているのに対して、「チェーンソーの悪魔であるデンジくんがまったくなにを言っているのか周囲にはまったくわからない、悪魔である蝙蝠の悪魔から見ても理解できない恐怖」として描かれていると言うの、ロジックは通っているけど無茶苦茶。

この尺でパワーちゃんがいかなるやつで、それデンジくんがすでに狂っているのにこんな理由で戦う事を提示してるのは密度が高いですよね。

ラストカットには思わず「カッコいい」って口から出てしまった。作画の良さは正義だよ……。

『本好きの下剋上』10巻

いよいよ処刑シーンが繰り出されるのが本編の山場なんですけど、粗筋ではそれに触れられていないの、ちょっとおもしろい。為政者となることで処刑を経験すると言う場面はけっこう容赦ないし特徴的、色々と今後の布石なので好き。

マインは基本的に「原理」には興味がないままなので、ちょっとそこにフラストレーションを感じなくはないんですが、「そこまでやる時間がない」のはわかる……。

わりと貴族と庶民の衛生観念の差がエグいことがはっきりしてきて。これまで「清潔な街」として庶民の目で描かれていた神殿周辺が、貴族視点だと「臭い、耐えきれない」となっている、要するに普通に糞尿を街中に捨てているみたいな事がどんどん露骨に。下級貴族は経済的には庶民の富豪よりもけっこう貧しいけれども、貴族なので衛生問題には庶民よりは厳しいみたいなのが露骨になる。

だんだんとマインの魔力が飛び抜けているのが世界に影響を及ぼし始めたり、起きている物事のスケールが大きくなっているんですが、あくまで段階的なものにしてあるのはコントロールできてる。

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