2022/12/22

雨/989hPa/体調:ちょっとだるい

この人達Vtuberなのになんでこんな事してるの感すごくて感動的ですらある。堆肥取りに行くならせめて事前に捨てていい服装できてくれと伝えて上げろD。

読んだ、観た。

『メダリスト』7

最高すぎる。

いのりちゃんの決意が形となっていく姿があまりにも美しい。ハーネスあんなに効果的なんですね。知らなかった。出たばっかりの本なので細かいことをあんまり言えないんですが「司先生の教育方針であるスケーティングを重視したスケート」の結実がジャンプの能力として現れると言う描き方、少年漫画の特訓シーンとしては最上級じゃないですか? この漫画は特訓や努力の描き方が王道で、その説得力として司先生の存在を使っているのがうまい。

「なにも手に入れられなかった司先生と一緒に育っていくいのり」「なにもかも手に入れた夜鷹のすべてを手に入れようとする光」の構図になっているな。ライバルとして有力なキャラがでるとしたらこの編との対比が寝られる事になる。

余談なのですが、ちょうど今季のフィギュアスケートから、ちょっとスピンやスケーティングに対するジャッジが厳しくなってGOEが伸びにくくなっているみたいな競技事情を考慮すると、いのりちゃん・司先生の教育方針はかなり時世にあっているので、点数はまだ伸びるかもしれません。なんなら作中でそういう話するかもしれません。

今丁度現実でシニアの全日本、僕は世界選手権日本国内大会って勝手に読んでるんですが(ロシアいないから日本が独走してるんだもんな……)

『モブサイコ100 Ⅲ』12話

モブサイコ100 Ⅲ

モブがどうして彼女を好きになったのか、この最後の「この状況でずっとモブを待っている子」と言うだけで完全に納得させるの、剛腕すぎる。あまりにも精神の美しさの書き方が鮮やかすぎる。

モブに対して「オレもしっかり筋トレしてたんだぜ!」で対抗する師匠がマジに好きなんですよね。その身体能力があって自分を凡人のように語るな霊幻新隆。今にして思えば「子供のオレと対等の場所にきてくれる大人」こそ人生に必要だったのかもしれないし、霊幻師匠はそれをするためにここに駆けつけてくれる大人なんですよね。だからこそ、この物語の幕引きは「霊幻師匠には人に慕われるような力があると証明される場面」なんですよね。

「なんの力もないんだ!」は超能力の話であり霊能力の話であり、もちろん「大人にあると子供が期待するような能力のほとんどすべて」の話なんだと思う。それを子供に告白するのは本当に勇気がいる事だから……。

モブにもそうした「人に慕われるような力」があって、それはモブの中に最初からあったものであるし、霊幻師匠がそれを育てたと言う面がある。それを知っているエクボはちゃんと駆けつけてくれる。

この世で最高のアニメ化作品はなんだと言われたら、今のところモブサイコ100だと思う。完走、お疲れ様でした……。

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