2022/12/25

雨/1006hPa/体調:不安が強い

今年のクリスマスイブが存外楽しかった(コンテンツの供給が多かった)ので、結構マンzのクしていたら、少し揺り返しを今感じています。不安に屈して、積むのはわかっていてソニックフロンティアを買ってしまったくらい。いいわけすんな積みゲーを増やしたと言え。

昨日、二十年くらい前に読んだブログの主が、今でもはてなブログで当時と同じ様なものを書いているのを目撃して、実はちょっと狼狽えてた。僕も全然人の事を言えないのだけど、20年くらい同じ様な事を続ける人はけっこういる様子だ。僕が読んだ本などの感想の質を変えた様な種の変化はあるだろうけど。

観た。

呪術廻戦0

劇場版 呪術廻戦 0

思ってたよりもずっと「普通」の映像化でしたね。そもそも原作にあたる『呪術廻戦0』そのものがわりと常識的、呪術廻戦本編のとくに20巻あたりから出てくる「ちょっとついていけないよ」と言うタイプのセンスはない話なので当たり前かもしれない。この作中の1年生(連載の2年生)が全員まともなんで、まあそうなっちゃうよね。

映像的な満足感はかなり高いです。画面が面白くない場面がないタイプの映画作品。キャストの演技がいい作品という印象も強いです。狗巻先輩がとくによかった。おにぎりの具しか語彙がなくても、会話が成立するもんなんですね。これに関しては受け手である乙骨先輩のキャラクター性の影響もあるけど。あと乙骨先輩が友人に危害が及ぶことにいたって、「豹変する」時の質感の異様さがよかった。「純愛だよ」の破滅的な感じがいい。

呪術廻戦本編には全然興味がないができの良いアクションアニメみたいって言うなら、これは選択肢に入れても良さそう。大ヒットは納得が行く。

『水星の魔女』11話

第11話 機動戦士ガンダム 水星の魔女

前回のラストシーンで生じたすれ違いを解決する回。シャディクの手引によって発生したテロ、それと時を同じくして株式会社ガンダムがエアリアルを回収するための航行の話。

事実上、ミオリネからスレッタにたいする愛の告白が行われる。このシーンが素直ではない、しかし直接的な愛の告白で、ミオリネの人格がはっきり現れているいいシーンだったので、なんか全部許してしまえる気持ちになってしまった。しかしこの局面を完全にひっくり返すには、シャディクの計算には全く存在しない謎の男ボブの力こそが必要なのでボブはマジに頼むぜ!

話のひどさと状況の追い詰められ方のわりにストレスの少ない印象が強く、おそらくストレス源である「スレッタの不安」を放置せずに隔週くらいで解決していく作りであるのが大きいと思うんですよね。

展開としてこれから視聴者を裏切る事は考えづらく、おそらくは「これまでスレッタが進んできた道のり」「ミオリネの作り上げた信頼」「父との確執を乗り越えるべきグエル」の3つの要素によって事件の解決(暗殺そのものはなされても、エアリアルによって壊滅的なテロ被害は食い止められる)がなされると思うんですよね。未来への期待を抱く作風だから、視聴者を裏切るとは思えない。

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