曇り／1019hPa／体調：良い
ブルアカでメイドアリスの実装が決まったせいで忙しくなってるよ！！
観た。
『2分の1の魔法』
2分の1の魔法
無茶苦茶いい映画だったな……。
かつて魔法が存在した世界、今でもエルフやケンタウロスが普通に生活し、魔法の名残となるような遺跡があちこちにあるところ。ハイスクールの科学クラスに通う弱気なエルフの少年イアン、その兄で歴史好きでTRPGばかりしようとしいつもルールブックを読みこんで魔法を夢見る兄バーリー。この二人が父親の遺した本当の魔法、「1日だけ死者を生き返らせる魔法」を手にしてしまい、父親を蘇らせてしまう……ただし、腰から下、半分だけ！ 父親の上半身も復活させるべく、兄弟は兄のオタク知識を元に冒険へと踏み出していく……と言う映画。
この世界のD&D羨ましい事があって、収録されているスペルが実在するものなんですよ。なんで兄の魔法は全部現実に使える（スタッフがあれば）。それを使って「魔法を使える弟」「魔法を知っている兄」のコンビで冒険する、それゆえに『2分の1の魔法』なわけです！ このコンセプト知ると突然見たくなりません？ なるでしょ？
内容もさすが『リメンバー・ミー』以降のピクサースタジオ作品と言う感じでして、悪い場面は一つもない、むしろ全部よかったな……と言う映画です。僕か『リメンバー・ミー』に信頼があるなら見ていいと思う。
「誰もがなにかを失って生きているわけだけど」と言うのを世界観で表現している映画で、ケンタウロスは走るのが下手になっているし、ピクシーも空を飛べないんですよ。そんな世界で「ありふれた僕」「ただの風変わりな兄」に必要なものはなんだ？ をやるのです。
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