2023/12/11

晴れ/1025hPa/体調:疲労

これが本当に地獄なんで「一切料理の概念を知らない人間に、どうにかして最低限死なない食べ物を作らせる手順」を真面目に考えている。

まず通常の料理のプロセスを無視するべきだと思う。食べ物に関して言えば、野菜は生で食べてもそんなに死なないけれども、肉を生で食べるとだいたいは命に関わるので、なにがあっても絶対に肉に火を通させないといけない。

世の中には生で餃子を食べて死ななかった人もいるらしいけれども(あれは生餃子作っていたお店の衛生管理がエラかったと褒めるべきだと思う)死ぬときは死ぬし、そういう悲劇は絶対に避けないといけない。

なのでこのレベルの人なら、いっそ「最初に肉を徹底的に炒めさせる」のが安全なのではないか……回鍋肉の作り方から一度外れるけど、命に関わるリスクがある行為をさせるべきではない。と言う考え方で……。この手順をクリアできなかった場合、なにがどうあっても人間が食べるものにはならないので指導者は逃亡する。野菜のことはあとからどうにかする……でどうか?(それでどうにかなるのか)

読んだ、観た。

東野圭吾作品を読むたびに言っていると思うんですけど「読みやすい」のは本当に美徳。とくにこのシリーズは作風にマッチしてると思うんですよ。ずっと読みやすくて、読者の興味を最初から最後まで維持できる東野圭吾作品は本当に凄い。『沈黙のパレード』は「殺人犯なのはほぼ明白であるにも関わらず、物証が見つからず黙秘で逃げ切った邪悪な男が殺害される」「容疑者はほのぼの商店街の定食屋の仲間たち」と言うかなり強い状況を扱っている作品で、そこに対する興味の位置エネルギーが失われないまま最後まで読み切れるのがエラいですね。

……そして、この状況なんか既視感あってぇ……要するに、ガリレオシリーズ過去作への『答え』を扱っている作品だと思うんですよね。あの事件を経て、湯川先生はどんな生き方を選んだのか。そういうものについて語る。まさに『沈黙』『献身』、そして『解答』の話である。ずっと抱えていた「湯川先生への感情の何割か」が昇華されていくのを感じて、気持ちよかった。

『薬屋のひとりごと』10話 

薬屋のひとりごと

キャラの名前がわかりにくい問題に少しでも抗うため、アマプラで字幕を表示させて見てみました。露骨にキャラの把握が楽になった……ありがたい……。
猫猫ソバカスしてない状態でお茶会に参加したりするようになったのね。壬氏様、もうちょっと説明してから送り出してあげるといいよ。阿多妃凄い人気ありそうなキャラ造形。手首に包帯? この世界こんな善良なキャラが他にもまだ存在したんだ……の気持ちがある。
里樹様がちゃんとかわいく描かれているのが色んな意味で罪深く感じちゃう。あっ、ポツリヌス菌の話か、これ。気がつかなかった。

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