2020/02/03

曇り/1019hPa/体調:よい

宇崎ちゃん、アニメ化もするしどうせだから読んでみようと思ったんですよ。作者がニコニコ静画のURLはっていたんで、ニコニコ静画で。そしたら1話のタグに「環境型セクハラ」ってついてて「オイッッッッッッッ!」ってなって、正直読まんでいいかなって思いましたね。悪意で返すのは悪手でしょ。さすがにファン層の印象悪すぎ。
なお公開されている分は全部読んできましたが、序盤だけだとかなり悪印象で、後半分はわりと好印象です。僕は「主人公がいじられる漫画」も「女の子にエッチな事を喋らせる漫画」もそもそもあんまり興味がない人なので、こうなるよなーくらい。

今日はわりとネット炎上の流れを目にしてしまう日でわりと参りました。あとはやはりネットのデマを鵜呑みにしている人、日常でもみるようになってきたんですよね。こうなると身を守る手段も「ちゃんとした記事を探して、ちゃんとした人間のちゃんとした話を聞いて、知識を身に着けておく」くらいしかないんですけど、最近はちゃんとした話をする人も「デマをばらまいている人の引用をして否定するプロセス」を重視する方が多い気がして、そこが辛いんですよね。

読んだ

米澤穂信『巴里マカロンの謎』。ものすごく楽しかった。ありがとう……ありがとう……! 小佐内さんの印象、昔読んだときとちょっと違ってより危なっかしく感じる。小鳩君もずれているなあと言う印象が強くなった気がします。二人の関係性が微笑ましい。大好き。米澤穂信作品短編は「ミステリの経験値のある読者ならわりと大筋は推理出来る」みたいなラインなんですけど、「そこからもう一歩、簡単には超えられもう一歩の謎を解き明かす」んですよね。今回は全体にそういう感じだった気がします。わかった喜び、外した喜び、両方を感じる。情景の情報の出し方も好き。テンポよく風景が浮かぶ。小鳩君は虱潰しにするタイプなんでかなり細かい像まで言及があるんですけど、そこにストレスが少ないんですよね。これを支える技術が光る。大満足。娯楽小説として今の所今年で一番好き。

コメント

タイトルとURLをコピーしました