2020/02/18

雪まじりの雨/1012hPa/体調:ちょっとまだ悪い

昨日よりもだいぶマシ。

ちょっとうつ症状がきつめで、気力がないんですよね。それで「小説も読み進められないなあ」みたいな気持ちでリビングで休んでいたら、姉に「最近ゆっくりしてるね」と言われてウッとなってしまいましたね……。調子がいい時はいつもなんだかんだなにかしてるんですけど、調子が悪いターンに入ってからやっぱ活動が減ってしまうからなあ。どうもゲームやる気も落ちているし、こういうときにクソ映画を見ると立ち直れない状態になったりするので、映画も慎重になってしまうんですよね(しかし今どきそんな前情報で弾けないくらいヤバい映画なくない? とは自分でも思います)。

正直あんまり面白くなさそうな映画では『スマホを落としただけなのに』を後学のために見ておきたい欲求があるんですが(なんだかんだ言ってここ何年かで一番キャッチーなタイトルの邦画作品なのですよね)ためらっているんですよね。いい評判も聞いたんですが、その話しているのがどこかなって思ったらイヌー界隈なので胡乱な情報なんですよね。

あとあらすじを読んだら「彼氏がスマホを落としただけなのに」じゃないってなってしまって、凄い戸惑っているんですよ……調べると二作目のあらすじは「Wifiつないだだけなのに」で三作目のあらすじは「スマホを拾っただけなのに」なんですよ。でも三作目のサブタイトルが「戦慄のメガロポリス」なのはさすがに笑ってしまったし、好奇心をくすぐられてしまう。このタイトルで映画化する未来、ちょっと着てほしいのは否定できない。

観た。

『バンブルビー』ポップでキュートな武闘派ロボットバンブルビーと、機械いじりの好きな18才少女チャーリーのバディ・ムービーでした。全体的にやたらキュート。ソ連の話が出たから80年代くらい? と思ったら87年が舞台なんですね。やんちゃするシーンもそれっぽい。丁寧でリズム感のいい作品と言う印象です。飽きる場面がなかった。
チャーリーにとって家族や友人は当たり前に愛するものと言う前提で話が動いていて、「家庭の不和を抱える少女がその立場なの?」ってちらっと思ったんですが、ちゃんとそのあたりも演出されていて丁寧でした。よい。メモが繰り返し「大丈夫?」ってちゃんと聞くの、シンプルだけどいい。「ありがとう」って言葉もしみる感じになっている。
あとはとにかくバンブルビーがかわいい。でっかいロボットがちっちゃい物陰に隠れちゃうところとか、あざといのですけど、これがかわいい。声に出して「あー! ビー、ダメだよ!」みたいな事言いそうになります。「あなたも恥を感じるのね」とかいいセリフ。
正直トランスフォーマーなのでもっとアクション大作っぽく仕上がっているかなと言う予想だったんですが、ポップでキュートな80年代カルチャームービーと言う側面のほうが強かったです。歴代トランスフォーマー映画の中で一番家族向けの素晴らしい作品でした。ぜひ色んな人に見てもらいたい気持ちになります。

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