2020/07/05

曇り/1008hPa/体調:まずまず

バトゥーキ、作中の空気感がとても不思議な漫画で、あると何回も読んでしまうんですよね。幼年時代の青々しい空気感から、高校生編のハードな日常に流れる感覚が不可思議すぎる。格闘技漫画になる前の部分が完成されているので混乱が起きるんですよね。その後どんどん熱くなるんですけど、終始「変」なのよね。悪軍連合のところで「変」がついに全面に出てきてしまう感覚がある。おい一日一善野郎、お前なんでしれっと仲間になっているんだ。お前の感情の動きが全然わからないぞ!!

観た。

『仮面ライダーゼロワン』37話。前回もそうだったけど全体としては面白さを取り戻した感じです。一見アークゼロと派手にやりあっている戦闘を用意したのがえらい。派手なんだけどまともにダメージを受けている描写が一切ないんですよね。「ただ一人……俺だ!」も実に切実なトーンで良かった。ドラマ面ではここで副社長が動いたのが本当に大きくて、一気に話の軸に「ヒューマギアの未来」が戻ってきた感覚があります。一方でどんどん落ちていく1000%社長。役者さん、役の年齢に見合うようにわざと脂肪をつけて撮影に望んだらしくてすごいな……。悪役としては全然魅力的ではないのも含めて演技をコントロールしている空気がある。制作側も今回の悪事フォルダに「セクハラ」とか入れてあるの、彼はまったく魅力的ではない悪役だと提示しているんだろうなあ。

キラメイジャー、ここで「昭和の男」がやってくるというのがすごい流れ。こんなに安定して面白くなるんだったら、最初から毎回感想をきっちり書いておくべきだったな。

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