晴れ／1017hPa／体調：あんまり
なんか疲れていたので少し仮眠したんですが、そしたら学生時代の同級生、それもとくに親しかった人たちではない側となぜかフロムゲーの全然レギュレーションが練られていないのでやたら退屈なRTAをすると言う変な夢を見てしまったんですよね。
こういう謎の夢は部類としては悪夢に近く、経験上は「よく眠れた」状態なので、昼寝して正解だったんだろうな……。疲れたけど。
読んだ、観た。
武田綾乃『君と漕ぐ2』
前巻で県大会を制したのですから、当然の事として(インハイとは別の)関東大会を扱った巻です。ただ努力するだけではダメで、正しい努力をしないと才能は開花しないみたいなところもガッツリやってるのが武田綾乃さんらしいし、その流れは読んだ人によっては心折られるだけの質量があるんですよ。そして一冊一冊「次はこの展開をやるので覚悟してください」と言うのを丁寧にしてくるので、意外性はなくても面白い。合間合間に挟まれる日常生活の描写だけで物語を深掘り演出するのを徹しているの、温厚な登場人物の激情などを示唆するので、ぞわっとする。
『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』1～2話。
たくさんお勧めされたのでみまーす。1話だけだと作風が汲み取れなかったので、2話まで見ました。どうも世界観としては宇宙人が攻めてきたのに、遺伝子情報を組み替えられた子供たちが乗る人型ロボットでの迎撃作戦と言う作り。こうして出された情報をまとめるとテンプレっぽいんですが、見ている時の印象はそうでもなくて。なんか不思議な作風のアニメだなと言うのが本音。
明らかに知性のある敵との交戦、ディスコミュニケーション、投げ込まれる共感性羞恥のバランスに『機動戦艦ナデシコ』を始めて見た時と同じ感情がこみ上げてくる。10年くらい前の作品なんで、当然ネットの描写がニコニコ動画なんですが、それに違和感を感じる体になってしまった。
キャラの個性が「残念」に寄っているんですけど(セリフでも提示されていたのでこのニュアンスよね)、たぶんそれを受け入れるみたいな流れなんだろうと思う。
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