2020/10/12

晴れ/1010hPa/体調:復調方向

なんとか不調をやり過ごせた感じがします。とりあえず体力をためる方向でのんきにすごしてました。
とりあえずは今期はみたいアニメが多いので、じわじわ観ていくところから調子をとりもどそう。

観た。

『戦翼のシグルドリーヴァ』1話。これはある意味すごいアニメがきてしまったな。まず世界観はおそらくはローファンタジーで北欧神話ベース。ピラーと呼ばれる謎の敵が現れて人類は滅亡の危機にある、力を貸してくれたのがよりにもよってオーディンで凄い魔法の力で美少女の乗ったレシプロ機なら核でも死なないに敵を倒せる、オーディンに愛された少女達なので当然ワルキューレと呼ばれている、その上でニーゲンゲルクの指輪になぞらえて名前を送られたエースが9人、そのうちの1人である主人公クラウは死神と恐れられる少女敵も味方も全滅するが日本に派遣される、ところがやってきた日本の基地はだいたい特車二課みたいな愚連隊だった。と言う感じの作品みたいです。設定長いよ!! もうちょっとわかりやすく設定だしてよ!!
これで出てくる整備隊長がCV千葉繁で、出てくる男性パイロット三人組が中村杉田マフィア梶田なんですよ。キャストの配置だけで作劇の意図はなにもかも完璧にわかる。どういう物を作りたいのかもわかる、死神と呼ばれる少女がアットホームな職場と優しく腕のいい明るい友人たちをえて段々と人間らしさを上げていく、しかし敵の脅威は強くなっていき、戦いと日常の間で起きる葛藤、大きな問題、人類側の面倒なやつ、でもチームはそのすべてを乗り越えたり途中でうっかり鬱アニメ扱いされる回があったりする、主要ヒロインたちは全員光と闇、みんなお互いの光に惹かれ合う、実は苦しみを抱えている、全部見える。そう言うの好きだから全部なぜか瞼の裏にくっきりと浮かぶ。あとオーディンが出てくるっ事はたぶん死者たちもただ死んでいるわけじゃないみたいな展開が用意されていそうな気配がありますよね。こじらせの強さを武器に変えた作品であるのは目に見えていて、パワーはかなり感じたので、ストレートにパワーで殴ってきてほしいという期待値は高いです。
問題はこれらを1話で50分使っていてあまり説明出来ていないこと、テンポがいまいち悪い事。ミリタリ描写として正しいか正しくないかは趣味の問題なのであんま気にしないとして、アニメとしてのテンポの悪さが気になるんですよね。とは言ってもこれだけ好きな要素を詰め込まれたので多分続きも観ます。あと藤真先生のアイキャッチのカラーイラスト、あまりにも力はいっててビビりますね。塗りだけであんなに筋肉のつき方わかるように描けるもんなんだな……。

『魔女の旅々』2話。脳筋! 魔女は脳筋! 僕が漫画で読んだのはこのあたりですね。もうちょっとほのぼの旅情ものかと思ったら、いきなり「魔女見習いになれるのはホウキに乗った空中戦バトルロイヤルを行い、その勝者だけである!」みたいな話が出てきて爆笑してしまいました。魔女たちの人生観が作品の空気からすると妙にシビアと言うのがかなり特徴的で、本質的に『キノの旅』のフォロワーであるという気がします。魔女の力で人助けをするみたいな方向ではおそらくなく、社会の一部である魔女としての生活の中での景色や人間を切り取る方向性なのかなと感じました。純朴な感じがします。

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