2020/12/01

曇り／1030hPa／体調：少し疲労感があるかも

FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法メモ

用途を絞ればGoogle Playはなくてもわりと扱える道具だとは思うのですが、「Amazonには想定されていない用途だけど〇〇に使おう」と思った瞬間に最悪のdiscordアプリを掴まされて頭にきたのでやりました。始めてですよ。わざわさ商品レビューで☆1つをつけてきたのは……。

念の為に書いておきますが「ルールとしてはこれを行っても規約違反には当たらないが、自己責任で行うべきであり、やったらAmazonの保証は受けられない」くらいにはグレーゾーンです。

1.まずSDカード入ってるとバグるらしいので抜いておく。
2.インストールするにはAmazonのSilkブラウザを経由するしかないので「設定」から「セキュリティとプライバシー」「不明ソースからのアプリ」「Silkブラウザ」に行って『許可』。

ここまでが下準備って感じ。やる事としては、ご察しの通り、これからGoogle Playに必要なファイルをいくつかダウンロードして実行すると言うだけです。ファイル形式はAPKファイル（AndroidApplicationPackage）、数は4つ。

ここ読んでこれをやろうとする人はこのくらい書いておけば自力でなんとかしますよね（相変わらず情報発信する気がほとんどないブログだ）

ルーインブレイカーズ

ルールブック買ったらルールブックだけで凄い面白かったので、ちょっとだけ紹介します。だいたい「破滅フラグのある悪役令嬢とそのゲームの他のキャラ（主人公や攻略対象やモブ）に転生してしまったTRPG」です。やる事はだいたいはめふらそのままです。

世界観的に面白いのは「原作ゲームである『フォーチュン・クラウン』は大ヒット作品なので、続編やコミカライズはもちろん、ソシャゲ展開、オチモノパズル、コラボなど多岐にわたる展開がされている」と言うやつですね。色々幅広くやっているので全容を理解している人間は基本的にはいない。だから原作にない展開が出てきても仕方ない（だからどんなシナリオだってありえる）し、知らないキャラクターもいるし、なんなら「コラボシナリオで出てきたなんか胡乱な要素」なんかがPCやNPCとして出現して来るみたいな事だってありえるわけです。設定にこれを加えるだけで、TRPGらしい多様さを許しているわけで、とても鮮やかですね。

・基本的には『ガーデンオーダー』以降FEARがよく使っているD100システム。
・最終的なゲーム目標は「破滅フラグの回避」とされ、そのためのリソースを獲得していくのがゲームの展開となる。
・チート能力（異世界転生ものなのである）の追加。N◎VAの神業のエッセンスを引き継いでいて「NPC一人を断罪する」「NPCはいかなる質問に対しても真実を口にする」などのヒロイックな要素を再現したものや「判定に自動失敗する代わりにリソースを得る事が出来る」と言ったらゲームのキャラクターらしさを強調するもの、また「原作知識があるのでGMに質問が可能である」などのメタ構造を表現するものなどが用意されている。
・戦闘などはガーデンオーダーシステムなので意外と細かいことが出来るが、死亡はあまりしないデザインで、戦闘不能時にあえて死亡する事で特殊な効果を得ることが出来ると言うものになっている。これは「死亡する代わりに敵を道連れにする」だとか「死亡する代わりに孤軍奮闘で全ての妨害を食い止める」だとかを行え、世界観を再現するゲーム要素となっている。
・キャラクター間のコネクションは「フラグ」として「フラグ管理」される。

と言う感じ。
いちいち面白いのは設定部分。
・悪役令嬢十傑衆（公式NPC）55歳隠し攻略対象（公式NPC）二次創作で設定が盛られすぎたモブ（公式NPC）バッドエンドがやたら人気がある（公式NPC）など完備。
・他にも男子寮と女子寮があるアカデミー「ボーイズサイドの主人公は事務方の手違いによって女子寮に配属された」みたいなフォローが入ってる。
・能力値のグラフが存在するらしいなどのあちこちの細かいところで「これはコーエーの作りそうな乙女ゲー……！」となる要素がある。

ゲームデータで細かいところを伝えてくるのはさすがFEARで。
・光の魔法は主人公ちゃん、闇の魔法は悪役令嬢の専売特許などがデータとして用意されている。
・いろんな王国から人が集まる設定なので名前表が5種類×男女別10個の名前×10個の名字と言うやたら実用的な仕様。
みたいに細かいところにまで行き届いてます。

ぶっちゃけサンプルにライフパスと名前を与えるだけで、かなり「僕の作ったかわいい（かっこいい）FCの登場人物」をやれるので、かなり出来が良いシステムですね。胡乱でイロモノだけどものすごくよく出来ている。と言う、FEARが時々作る路線です。『AKG』もそんな感じだったな……。作り手たちが楽しいのがよくわかる出来栄え。

スチームパンカーズオンセ

巨大飛行船ごと女王陛下を葬り去るのが今回の黒幕の悪事なんだけど
・晩餐会会場に高濃度酸素を引き込み酸素酔いにさせた上で歩兵が制圧
・強力な機甲兵器を搭載した再生者が気嚢を爆破
・祝砲として設置された巨大臼砲で飛行船を砲撃
という多段作戦で一時たりとも気が抜けない。

— 早坂P (@Hayasaka_P) December 1, 2020

こんなシナリオなのでノリノリでPLやってます。

GMが明確に「スチームパンクは反逆の物語としてルールでは定義されており、それならば反逆するべき悪が出てくる話であるべき」と言う方向でやってくれているので、かなり遊びやすい。