2021/03/11

晴れ/1027hPa/体調:なんか突然倒れたぞ

16時くらいまで快調そのものでいたんですが、16時くらいに突然体内のエネルギーが全部つきて倒れてそのままダウンしたんですよ。たぶんここ数日おそらく「体内に蓄積されていた感情」のすべてを使い果たしてしまったんだと思います。

今自分のタスクリストみたらゆるキャンも天スラも裏ピも見てないなかげきしょうじょ!も読め。

シン・エヴァンゲリオンネタバレ要素です。

まだ序盤分しか書けてねーよ!

エヴァンゲリオン第三村の昭和感。
思わず「と、となりのトトロが始まった?!」みたいな悲鳴を劇場で上げそうになったんですが、スタッフロールに『となりのトトロ』って名前が本当にあったんで、あの村は『となりのトトロ』と解釈するのが一番筋が通ってしまいそうです。気が狂いそう。また貧相な食事をする鈴原家。あの描写も「『火垂るの墓』かよ!」というツッコミが入っていたんですが、これも思い切って「本当に『火垂るの墓』なのだ」と受け取ります。そうすると鈴原トウジと鈴原サクラの二人が生き残っていたこと、サクラは村にはいない事が「文脈」になってしまいますね。困ったぞ。

ニアサードインパクトによって世界が滅んだ後、生き残りの人々は『となりのトトロ』『火垂るの墓』の同時上映を始めることにしていたのです。これはどう解釈したものか悩ましいのですが……スタジオ・ジブリの歴史をここで振り返ることにしますと、公開順序は『風の谷のナウシカ』→『天空の城ラピュタ』→『となりのトトロ』『火垂るの墓』(同時上映)

で、庵野秀明はQと同時上映で『巨神兵、東京に現る』をやっている。とすれば、Q、「文明崩壊後の世界」は『天空の城ラピュタ』なのでしょう。なにを言っているんだお前はと自分にツッコミをいれました。しかし父の痕跡をたどるラピュタのストーリーと、碇シンジが父の目的を初めて知る物語Qと言うのはそれなりにリンクしちゃうんですよね。僕は庵野秀明は「露骨にやってないけどオマージュの一つにしたよ」くらいはしてると思うんですよ。

プラグスーツ農業をする綾波(6)が放りこまれたのが昭和の村で昭和みたいな価値観のおばちゃんたちに囲まれたのは、あの村が『となりのトトロ』だからです。はい。プラグスーツ農業わりと快適そうなのが笑えますね。うん。

おそらくこのシーンはここ何年かの庵野秀明がうつ状態を脱するのに、この様な健康的な生活が効果的だった? みたいな経験やらなんやらも反映されているはずで、だとすれば庵野秀明は農業でもしたのか? プラグスーツ農業を? いやまさかそれはやっていないはず。となるとやっぱりこれは『となりのトトロ』を用いた比喩? 巨神兵東京にとか作った昭和感が庵野秀明を癒やしたのだから、その反映として昭和農村を用いた? 普通にありえる……。

待てここまで書いてから気がついたんですが、もしかしてそうなると綾波(6)が碇シンジに届け物をするのはまさか……いやさすがにそんな事ないと思うんですけどまさか『魔女の宅急便』なのか?! 嘘だろ!? あの村の食糧事情で碇シンジに届けられる食事だけが小麦を使っているであろうレーションなのは『魔女の宅急便』だからパンと言う意味なのか?! まさかだから「黒い服」であるプラグスーツそのまんまで何度も猫出てくる描写してたの?!

公開順序的にはあってる……。その後の展開も『おもいでぽろぽろ』して『紅の豚』してる気もするし、そこから『平成狸合戦ぽんぽこ』……いやまさかさすがにそんな事はないと思いたい。とりあえず僕の仮説としては「『となりのトトロ』は完全に意図だし、そうなると『火垂るの墓』は意図的に入れた」までです。それ以外は全部妄想ということにします。しました。気が狂いそうなのでここで一旦考察止めていいですか? まだここまでしか語ってないのにもうまた1200字行っちゃってるんですけど、は?????

もう少し続けます。

あれから14年。鈴原トウジ、相田ケンスケ、委員長が生存していた。この段階で我々は変な悲鳴をあげて頭を抱えてうずくまるしかなかったんですよ。

一番肉体派だった鈴原トウジが医師という職業に従事しており(しかし彼が医師という専門職につけるような教育を受けたわけはなく、実際に受けていない事を台詞で説明している)、アスカの一番の理解者であったろう委員長が順当にその妻となっている。いわゆる「好きな男の子を怒鳴りがちなツンデレ」と言う記号をアスカと共有していた彼女はその様な面を完全に放棄させられており、完全に「母親」をロールしているキャラクターとして描かれているのは「アスカが少なくても外見はそのままである」事と合わせて考えると『圧』を感じます。相田ケンスケはなんかもう加持リョウジみたいなキャラクターとして存在し、村組織の中の異端者、しかし生活には必要であり別に周囲にも嫌われてもいない人間(それがとくに加持リョウジっぽさがある)として描かれています。

シンジの友達。碇シンジが今まで歩いてきた正規ルートにはかつて存在しなかった「生きて動いて大人になった同級生」たち。それが碇シンジに影響を与える。
碇シンジに必要なのはメンタルをケアしてくれる甘えられる人物であり、そのために必要な記号は「友達」「保護者ではない大人」であるとは言われていましたが、その役割をセットで出してくるというワザマエ。考えてみれば当然の展開ですらあるのに、今までのエヴァンゲリオンのせいで死んだと思いこんでいたよ!

これは破でトウジ・ケンスケとエヴァ4号機の話をしておいて、トウジではなくアスカが4号機パイロットの仕事する流れからずっと提示されていたはずの展開のはずで、驚いている僕が間抜けなんですよね。思い込み怖い、振り返るとこの場面の前後に真希波マリがパラシュートで降下してシンジの前に現れ、S-DATを操作するシーンも完全に伏線です。彼女はここで25-26のループを繰り返していた碇シンジの時を「27」の進めています。まず間違いなく庵野秀明はここでもう「27話をやるぞ」と宣言していたんですよね……。

ここまでで2500文字くらいになってしまったので続きます。いつになったら僕はゴッドゲンドウのあたりの話をするんだろうなこれ……。

コメント

タイトルとURLをコピーしました