雨／1008hPa／体調：痛い
気圧差で痛みを覚えてます。胸から上が一通り痛い。
次にくるマンガ大賞、ユーザー投票が多い作品が勝つシステムである以上、上位になるような漫画は「もう来てるじゃん」になるのがほぼ避けられないんですよね。それにしても今回のは「もう書店でも公式ポップがズラッと並んで売れまくっている作品」なので「そもそもノミネートさせるべきではなかったのでは……？」と言う気分になりがち。レギュレーション見直した方がいい気はする。発行部数とか。
「僕やばの山田と市川の関係、はじめの一歩の宮田と一歩の関係をラブコメに落とした感じ」と言う感じの意見を見かける。
そうね。カーストの違いの感じ、それにも関わらず一目置かれる感じとか、黙々と真面目に生きている事が強さにつながるのとかわかるよ。でもそもそも宮田と一歩の関係、ほぼほぼほぼほほぼほぼ恋愛では……？ 間に入ろうとする粘着質なストーカー枠間柴、突然現れた親の決めた婚約者枠ランディボーイJrで成立するから……。
読んだ。
吉本浩二『定額制夫の「こづかい万歳」～月額2万千円の金欠ライフ～』3巻。
この漫画、単行本で読むと圧が強すぎてゲップが出るから単行本で読むのに向いてなくない？
この巻になってくると「そもそも編集部から受けて取材させてくれる人」が出てくるんですよね。お金の使い方がこんな独特の人、そんなにたくさん出てくるものなのか……？ 普通「僕はコンビニでしかお菓子を買いません」みたいな一貫性のある人間、簡単に出てこないでしょ？ 吉本先生は人がのびのびしている場面を描くのが抜群にうまいので全員やたら楽しそうに見えてしまうのが楽しみであり味わいのメインなんですが、「キマリすぎて、新種のハーブでもやっているように見えるコマ」をどのくらいの気持ちで描いておられるのかが気になって仕方がない。明らかにコントロールして「そうであるところと、そうでないところ」分けてあるから……。
今回ようやく『家族よ！俺を許してくれ』が収録されているんですが「こづかい怪人のオリジン」とも言うべきであるこの話の吉本先生が一番あれな気がするんですよね。この人「日本を一周したら好きな人に告白すると決めた旅」の途中に性風俗にさらっと立ち寄る人だから序盤の描写不安になるし、「妻に隠れて食っているオヤツに毎月1万円以上かけている夫」と言うのが成立していると自分では思っているの怖いんですよ……。
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