2023/01/14

曇り/1010hPa/体調:そこそこ

なんかストレスが変な形にふきだして黙々とモンハンをやってしまったりしてました。再開した理由、「次のアプデの前に今のバージョンの装備を作っておきたいなあ」くらいだったんですけど、久しぶりに遊ぶとなんか妙におもしろかった。とは言え、装備を作り終えたら急速に力尽きたりもした。

これからちまちまサクナヒメやろうと思ってるんですけど、あのゲームあんまりにも米作りがやること多くてもうちょっとライトに農業をしたくなる。進行するともうちょっと楽になるのか?

読んだ、観た。

『世界史は化学でできている』

かなり純粋な化学の本。物理とかの要素は薄く、ほぼほぼ化学の話をしている。

各章で「元素の話、原子の話、周期表の話、火の話、水の話、カレーライスの材料の話、酒の話、陶器の話、ガラスの話、鉄の話、金銀の話、染料の話、医学の話、麻薬の話、プラスチックの話、フロンの話、火薬の話、AC兵器の話」です。これだけのジャンルで化学が人類に関わっていますよと言う本でもある。

知らなかった歴史背景が多くて、じっくり読むのに良かったです。陶器の章でダーウィンの名前が出てくるんですけど、それが「科学的に陶器の量産方法を模索したウェッジウッドの創始者の孫にあたるのが、進化論のチャールズ・ダーウィン。経済的な心配が不要で科学に専念できた」みたいな話なんですよ。化学がどんな形で歴史に影響を与えるのか、そういうところでもあるのかみたいになる。

実際に世界史に詳しい人、化学に詳しい人はかなりすぐにピンとくると思うんですよ。この視点で世界を見た場合、中世と言うのはほとんど話題がなくなるんじゃないかって。実際にわりとそう。だいたいローマくらいに発展した話、ずっとうっすら議論していたみたいな話、近世になったあたりから急速に理解が進んでいく話みたいになる。

『ナイブズ・アウト: グラスオニオン』

Netflix独占配信であるのが悪だと思う。

今度の事件は2020年ギリシアの孤島。コロナ禍の現代を舞台にした作品はあんまりないと思うんですが、この作品においても重要な要素ではないのですが、最初に登場人物たちが揃うまでの流れにおいて「個人個人の倫理観の違い」を表現するのにコロナ禍での生活を描いているのが強烈。静かに自粛生活を送る人、リモート授業をしている人、アマングアスをやっている人、ノーマスクでバンバンパーティしている人、TwitchをBANされてYouTubeでミソジニーに陥っている人などなど。それらの人に「なぜかマスクがいらなくなる謎の薬」を投与して、未知の方式で抽出した固体水素燃料で動いている孤島に押し込めたクローズドサークルで行われる『招待主が死亡したフリをするので犯人探してね形式のマーダーゲーム』に巻き込まれることになった名探偵ベノワ・ブランの活躍を描いた映画です。

豪華なカメオ出演なんだろうと思ったんですが、これはコロナ禍でヒマなセレブたちだったらしいですね。前作と比較するとコメディの要素が強調されている印象です。しかしミステリとしてつまんなくはなくて、ちゃんとした導線があります。でも前作ほど論理が丁寧ではないんだよな。とは言え、解決編のクライマックス戦闘っぷりはここしばらくでみたミステリ映画の中でも飛び抜けている印象ですね。あんなに暴で解決される解決編滅多にない、みんな見るといいよ!

なおクローズドサークルは主催の成金、下手くそなギターでビートルズのグラスオニオンを弾いてる場面で登場するんですけど、そのシーンで使っているギターがポール・マッカートニーのギターと言いだす(なおグラスオニオンはジョン・レノン作曲でジョージ・ハリスンギターなので、ポールのギターが出てくるのはビートルズ聞く人からすると明らかに変)くらいのレベルの成金。いくらでも悪口が言えるタイプの現代的な成金。この描写だけでも見る価値がある。

『サマータイムレンダ』2話

サマータイムレンダ

なんですか、我々視聴者はループの最初に繰り返し主人公が寝ぼけてお姉さんの胸に突撃するのと、妹ちゃんが自転車で海につっこんで縞パンを披露するところ見ないといけないんですか? 「パンツまで同じ」じゃないんだよ。

話の内容がダークで面白そうなのに、ポップに平成上半期みたいなギャグが出てくるのに脳が結構やられてしまって、なかなか素直に飲み込めないんですよね。これはどういう気持で見ろってアニメなんだろう。

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