曇り／1023hPa／体調：日中はわりと平気だった
突然頼まれたので、超久しぶりにTRPGのGMしてきました。SW2.5、中高生初心者卓。なんでと思わなくもない状況だ……。
まあ僕は比較的初心者卓に慣れているタイプのはずなので「前日夜に言われたので戸惑っているが準備は間に合う」と判断して引き受けました。
とは言えガチの初心者卓ではシナリオを選ぶこと自体に少し気を使う必要はあります。なぜなら初心者には『可能な限りの成功体験』を提供することがGMの仕事になるのですよね。とくに「CoCでイマイチ会話のタイミングつかめなかった」みたいな経験があるらしく。そうなると「マスターの誘導やシナリオの側で、発言やプレイ中の参加機会をちょっと調整しておく」とスムーズ。「PLがどんどん判定して、それもけっこう成功する難易度設定くらいのやつ」がいいですね。
短めのダンジョンシナリオあたりで、PC制作の時に「キャラクターが判定する機会が増えると、それだけでTRPGは楽しいので、そのための能力を獲得するのをお勧め」とちゃんと話しておく。あたりでスムーズになるはず。
（つまりSW2.5だと、使用頻度が高いスカウト技能やセージ技能を取得してもらうのがよく、これで「ゲームの参加機会を増やしやすいビルド」が成立するので、SW2.5はかなり初心者卓がやりやすいTRPGシステムと言えます。なんなら初心者卓を立てる時は、GMは「Bテーブル技能を一つ以上取得する」をキャラ制作の条件にしてしまうといいと考えています）
と言う狙いでやってだいたい成功。いくつか反省点もあるものの自分に合格点をくれてやっていいと思う。キャラ制作後、3~4時間以内で終了して、内容もそれなりの厚みと言う路線も成立したように思える。またTRPG遊んでくれると嬉しい。
観た。
『白い砂のアクアトープ』24話。
完結。23話段階で精神的な決着はついていたので、ただしくエピローグとも言える感じの最終話かしらん。キャラの成長と活躍が描かれている。しかし「最終話間近で生えた環境問題への意識で、メインヒロインの風花が渡米する」と言うのは違和感……があるにはあるんですけど、少し冷静に見ると。
アクアトープのエピソードは、最初から「ショービジネスとしての水族館へのアンチ」ははっきりある、しかしその事を作中には描いていない……と言う具合だった気がする。結局イルカショーの話は（ティンガーラは絶対にそういう事をやっていそうな規模なのに）出なかったしね。と言うか「海獣飼育の話はないまま終わった」のはおそらく「この作品では海獣飼育を水族館の仕事としていない」からではないかしら。がまがま水族園でやらないのは規模の問題だと思っていたけど、ここまでくると「意図だと受け止める」のが視聴者としては正しいと思う。
あんまり書くことじゃないかなと思うんですけど、当初はそういう視点がもっと作中描かれる予定だったんではないかな。そうならなかったのは「現実の水族館の都合」かもしれない。
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