2022/05/29

晴れ/1007hPa/体調:そこそこ

最近も毎日歩いているには歩いているけど距離は縮んでるので、ちょっとよくない。努力の質が衰えている。秋田もせっかく花が綺麗な季節になったので、もう少し色々見て歩きたいところです。

ドンブラザーズ、そんな展開やる!?

「ウソをつくと死んでしまう桃井タロウに対して、お前の弱点はなんだと質問し、弱点を聞き出して、正々堂々弱点をついて殺害する」「この世界ではいなくなった人間の代用品が存在する、それは桃井タロウも例外ではないので追加戦士次郎が登場」、今までの展開を全部ちゃんと踏まえているのに完全に不意をつかれた。井上敏樹脚本で、かなりちゃんと井上敏樹らしい話でこのまとまりがあるの、プロデュースがきちんとしているんだと思う。

観た。

『のび太の南極カチコチ大冒険』

悪役らしい悪役がいない、純粋な冒険もののテイストを持ったドラえもん映画。真夏に無限かき氷をするために言った巨大氷山。その中から見つかった10万年前の謎のリング。その由来を探して探検を始めたドラえもん一行は、南極で10万年前から氷の中に存在していた謎の文明と出会う。

大胆な時間の使い方をするSFとしてのドラえもん、子供の友情話としてのドラえもんとしてよくできています。カメラワークもかなり実験的で、氷漬けの都市の内側からのカットなんかがあって独創的。要所要所で「古代文明を冒険する感じの曲調のBGM」が流れて、それも盛り上がる。

登場人物がかなり絞られていて、主要メンバーの他にはゲストキャラが少しいるだけなのもいい。これは子供が見やすいんですよ。キャラが多いと子供は覚えられてないので、このくらいでいいと思う。なお声がかわいいなと思ったら釘宮理恵でした。

エンデイングが「時間SFの落ち」として鮮やか。鮮やかな冒険SF見たい時にいい映画だと思う。悪い気持ちになるシーンがまったくなかった。強いて言えば南極の古代遺跡でショゴス感ある敵がでるので、心の中のクトゥルフ神話大好き中二病が発作を起こしちゃうだけ。

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