2022/06/01

晴れ/1007hPa/体調:塩分不足

午後から体調悪くなってたんですよ。あんまり汗をかくから水飲んでるんだけど、どうも冴えないな……と思っていたら、これ塩分も足りてないやつですね。ってなって塩をなめたら急速に体調が回復しました。そろそろ塩を舐めなくてすむようにポカリスエットでも買っておくべきシーズンなのか……。

読んだ、観た。

武田綾乃『君と漕ぐ』1巻

春のある日、天真爛漫を絵に描いたような少女・黒部舞奈は引越し先の川べりで、明日から同じ高校に通う湧別恵梨香がカヌーを漕いでいるその姿に出会う。2人が通うながとろ高校は、水泳部も活動していない様な小さな学校なのに、なぜか施設の整ったカヌー部が存在した。そこに所属していたのはかつて地元では最強と謳われたカヌー少女と、そのパートナーとして戦い続けてきた少女の2人。4人が出会う事で、少女たちのでかすぎる感情が混じり合ってシッチャカメッチャカになって大変なことになるので、もう野暮ったくて解説する気にならない。お前らもこの関係性を浴びろ。

この粗筋でだいたい分かると思うんですが「なぜかマイナースポーツの選手が強引に作った部活動が存在する学校に入った主人公が、その部活に入ることになるスポ根テンプレ」なんですよ。これだともう味付けがどうなのかって話になるんですけど、基本武田綾乃は人間の関係性で話を動かす味付けしてる。この辺の味付けはユーフォに似てますね。ただそれが舞台設定と噛み合ってて「競技カヌーと言う日本においてはマイナースポーツ、その狭い世界で感情がぶつかりあう」のは絶対に避けられないんですよ。先輩が紙コップを無造作に握りつぶすシーン、その動作にどういう感情が伴っているのかみたいなところが読みきれないようにするの、抜群。

武田綾乃 『君と漕ぐ―ながとろ高校カヌー部―』 | 新潮社
両親の離婚で引っ越してきた高校一年生の舞奈は、地元の川でカヌーを操る美少女、恵梨香に出会う。たちまち興味を持った舞奈は、彼女を誘い、ながとろ高校カヌー部に入部。先輩の希衣と千帆は、ペアを組んで大会でも活躍する選手だったが

とりあえず冒頭のためしよみができるんで読んでみて、気に入ったら読むといいと思う。あと全員に声をつけてほしい……。

『SPY×FAMILY』4話。

圧迫面接コメディ! 最悪!! すっかり家族を愛するようになり、机を叩き割ってその意をしめすロイドパパ! 痛快。倫理的にまずいことを言うのは全部倫理的にまずいやつの仕事で、主人公側の物語は「それにはっきりと怒り、しかし直接暴力は振るわずに解決する」なのがよい。現代のバランス。そういうところまで配慮が行き届いていて、人を楽しく笑わせるカットが徹底されているの、本当に気持ちがいい。

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