2022/09/13

晴れ/1018hPa/体調:疲労気味

新しいiOS試すかーくらいでiOS16を入れたんですが、現状使い所がわかっていなかったりします。ロック画面をカスタムできるのはなかなか楽しくなったね。

性能に大きく影響しないところだと、いくつかホーム画面を制作して気分によって使い分けできるっていうのが一番楽しい要素かなという気はする。今日は友達と出かけるからオタク壁紙にする日とか、今日は会社に行くのでシックな感じのものにするとか気軽にやれるのは精神安定性をあげられそう。僕はそういう細かい事をするのがけっこう好き。

僕ヤバ。おそらく中学と言う閉じた社会の中では、市川京太郎は恋によって大人っぽくなった(成長したと言われるだろう)し、山田杏奈は恋によって素直で可愛くなったとされるだろうけれども、作中で繰り返し描かれているのは「それはそもそも彼ら本来の人格や能力」であること。だから二人は「その側面を人に見せる機会が増えた」、つまり『相手に心を許せている環境』になったと言う「外」の変化の方が大きいのだろうと思う。

市川はそもそも優しく無意識に人を庇ったり守ったりせずにいられないし、山田杏奈は自分の好きな人間が誉められたりするだけで喝采し貶されれば怒る。周囲がそういう二人を「発見」するのが現状の展開であると言えると思う。実際のところ人間の精神が「大人」になるのは案外遅い……と言うか、だいたいは『環境』の問題なので……。二人ともマイペースに生きてほしいし、今の展開の「静かな圧力」はけっこう心苦しい。

観た。

リコリス・リコイル

サブタイトルの"Diamond cut diamond"はどうも熟語みたいで、これで日本語で言う『鎬を削る』みたいですね。火花を散らす好勝負であり、戦いの中互いに磨きあう姿を表す言葉。これ、たぶん「争いでより才能が磨かれる」で、それこそが『アラン機関』の望みであるってニュアンスなんでしょうか。

個人的に思わず笑ってしまったのは、リコリスたちの正体を暴露した時、町にいたリコリスが一瞬で特定されるシーン。そう、そうだよね。ずっと思ってた。リコリスの制服おしゃれすぎて全然都市迷彩になってないよね。あのおしゃれ制服で歩いてる女の子、絶対に「あの制服、どこの制服だろう?」って注目されるし検索されるし、出てこなかった事で調査されてるもん。

ラストの戦闘「な~~~~に真島はちんたらやってるんだ。そいつ殺しておかないと絶対にヤバいぞ」と言う感じではあるんですが、たきなの突入も含めて演出としてはかなり良い。

千束の能力は「光の下では完全に無敵」であるのに対して真島の能力が「暗闇の中では完全に無敵」として描いたあとに「たきなが千束に光をもたらす」を堂々とやるの、陳腐であるんですが、それゆえに盛り上がるよね。ちゃんと対比が出来ているし、なにが二人の運命を分けた存在なのか端的に表現出来ている。

僕はリコリコはもう「疑似家族を中心とした物語構造」の方が優越であって、百合アニメではないんだなーと言う解釈になってるんですよね。千束はずっと家族を愛してきたし、家族の中に急に入ってきたたきなの事も愛していた。だから家族たちの力で彼女が勝利する物語である。と言う構図がしっかり描かれている。

個人の趣味としてはEDのイントロが流れるまでもう一瞬だけためがある方が好き。

コメント

タイトルとURLをコピーしました