2022/10/01

晴れ/1019hPa/体調:疲労を感じる

この日記以外に、単純にその日消化したコンテンツを書き記し始めて365日経過しました。毎日1話アニメみて、少しでもいいから本を読んで、1時間程度外を歩いて音楽やオーディオブックを聞く。と言う生活が丸1年続いたって事ですよ。あとなるべく週一映画も見てる。

デイリータスクを自分に課すのは性格にあっている気はしますね。

観た。

『映画大好きポンポさん』

映画大好きポンポさん

序盤はジーンくんは映画を経由してしか世界を見ていない。一方でナタリーが出てきてからの画面からは映画みたいな編集されてる。その事が印象的。そのうえで原作よりも詳細に描かれた映画撮影シーン、とくに「泥を投げる」が良かったので、それで話に引き込まれました。

追加撮影を頼みこむ時の気でも狂ってしまった時のジーンくんと、帝王たるダルベールが土下座する演技をするカット重ねてくるところめちゃくちゃ良い。映画の中で語られる作中作の映画がどんな物語なのか、それも強調されるのはかなり格式高い映像。ここからの追加シーンで終わるのかなと思ったら全然そんな事なかったのでびっくりしました。

追加撮影を頼みこむ時の気でも狂ってしまった時のジーンくんと、帝王たるダルベールが土下座する演技をするカット重ねてくるところめちゃくちゃ良い。映画の中で語られる作中作の映画がどんな物語なのか、それも強調される。

追加キャラであるアランくんから向けられるジーンくんへのクソデカ感情はけっこう好き。インタビューですら顔を上げずに人の顔を見ようとしないジーンくん。インタビューの最中に突然聞かれてもいない話を始めてしまうジーンくんの声がだんだんといきいきとし始めるのは『オリジン』で「わかりやすく」ていいかなと思う。他の人間に興味がなくなるのが早くてすごく良かった。

なのでクラウドファンティング要素以降の追加シーンいらなかった印象が強くて戸惑ってる。ジーンくんが他人の人生なんか気にしなくてもいいのに。自分でこの文章書いて気がついたんですけど、どこが引っかかってるかって、たぶんここですね。ジーンくんが映画以外とポンポさん以外のことを考えるの解釈違いなんですよ。ジーンくんはこの映画の核に「あの日のポンポさんへの90分映画」を据えているはずで、僕はそこに重さを感じている観客。

だが悪い作品かと言うと全然そんな事はなかったし、現代において娯楽として制作される映画としては、ジーンくんが人間っぽい事を言う方が「わかりやすい娯楽」になるはずなんですよね。

『惑星のさみだれ』13話

えっ、普通の総集編!? 普通の総集編だった……やっぱこのアニメ、単純に制作が遅れているのでは……?

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