2022/10/13

晴れ/1024hPa/体調:動悸する

ちょっと疲労が蓄積してきたのか胸が軽く痛い。単純に寒暖差が15℃くらいあるから体に負担がかかっているだけだと思う。

読んだ、観た。

恩田陸『訪問者』

全パートが「来客を告げるベルが鳴った」で始まる長編で、これは『葬儀を終えて』のオマージュか。クローズドサークルと言うか、全編がほとんど「同じ場所」でやる作りで、演劇っぽい話。ほとんど会話劇なのもそうですよね。かなり意識して書かれている気がする。

こうやって段々とキャラクターが増えて、解決が切り替わって行く話の作り、恩田陸先生好きなのかなとも思います。多重解決が芸風なのかな。

「めちゃくちゃ気合の入った一冊」ではないとは思うんですが、悪いところがとくにない。トーンがかなり好きだったので、こういう作品があるなら続けて読みたいな。

『Engage Kiss』8話

ニューヨークをモチーフにした都市での、和洋折衷な感じの世界観なのに葬式は和風なんだ。作り込みの差がかなり奇妙だよね。

悪魔代理人殺人事件の情報を整理するところから始まり、ここから「本編」をやるぞと言うのをわかりやすく提示してくれて助かる。

ミハエル先輩、存在を忘れ去ったところで出てきたと思ったら完全にヤバい人じゃん……ここからは物語の整理、登場人物の整理が始まるだろうし、そこにあたってシュウの過去の精算を始めてくれるだろうし……と言うのを考えていたらこの展開。

『モブサイコ100Ⅲ』1話

モブサイコ100

はい、面白い……。正直モブサイコが面白いのは間違いがないから今更感がある。モブサイコは1話ずつ見ても「引き」で終わるのがちゃんとしていてオリジナルアニメみたいに話がまとまってるから安心してみられるんですよね。けっこう最近はこの辺にストレスのある作品が多かったのでありがたい。

ストレスにどう対処するかを問いかけるの、モブサイコの基本構造なので「ストレスに負けた人物」を提示してから本編を開始するのけっこう意味があるんですよね。

3期はモブの成長物語と言うよりは「中学2年生と、影山茂夫の決着の物語」で、それをアニメで段階を追って見届ける形になっていることそのものに、ちょっと胸が詰まるものがある。

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