2021/12/14

曇り/1007hPa/体調:ちょっと寝坊

数カ月ぶりに一時間程度で日常生活に支障がないだけ寝坊しました。
これは正直予想以上に疲労が蓄積しているかもしれない。警戒しよう……。

友達が最近SwitchとモンハンRISEを買ったのと、この前のイベクエでヌシディアにボコボコにされた影響で、なんか熱が蘇ってきてしまった。いろんな武器を振り回して息抜きに遊んでます。
とは言え、そろそろサクナヒメに手をつけたいので、気持ちをなんとか切り替えたい……のだが、娯楽は娯楽なので、無理に切り替えてもなあ。

読んだ、観た。

三津田信三『ホラー作家の棲む家』


実は読んでなかったんですよ。ホラー色が極めて強いミステリ小説……ミステリ小説なので作中の主人公が作者と同じ三津田信三となっている……とは、言えないなあ! これ!! 二十年も前の本だけどミステリだから細かいネタバレはしないで話したいんですがようするにメタだからどこまで本当なのかどこまでが小説なのか断言はできないと言う形式になっていメタ構造のホラーミステリなんですよ。作中出てくる本、例えば『ワールド・ミステリー・ツアー13』は実在して、それの編集をしているのは三津田信三さん本人なんですよね。こういう趣向とホラーミステリそのものが好きなら、読んでおくべきだろうと感じ。
メタ構造の作りは本当に素晴らしいの一言で、我々読者は「現実ではない、小説である」と理解しつつも、「しかし現実の三津田信三さんは……」と言う背景をがっつり背負い、その事件の有様になんともいい難い「この作品にしかない読み味」を感じることになる。
好きな方向のホラー小説なので(あんまり下品でなくてよかった)、他の著作も何作か読みたいな。
ところでGoogleナレッジに出てくる生年月日は、本作の描写とはっきり矛盾するので間違いでしょうね(作者本人も否定している様子です)。この小説出版が2001年で、1978年生まれとなるといくらなんでも。

『月とライカと吸血姫』10話。


季節は春を前に、レフがついに宇宙飛行士への道を歩みだす。イリナは彼のそばにはいられないことを理解し、別離を覚悟する……と言う迫真の内容で、ついに二人は互いの気持ちに素直になり、オーロラの下に告白を行なう……と言う重大なエピソードなんですが、どこかやっぱり変なアニメなんですよ。質感が想定と全然違う……共産主義的にハリウッド映画のキスシーンみたいな熱烈ではっきりとした愛の口づけをかわす描写が禁止されているのかな……みたいな……。
『CV林原めぐみ、家族と故郷を奪われ、月に挑むことにより人類社会への復讐を誓う吸血姫の少女』は完全に無敵のキャラだし、エピソードも全部面白いし作画も綺麗なのに、演出がずっと肌に合わないという。不思議だ……誰か全話みて気持ちを共有しませんか。

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