晴れ／1020hPa／体調：まあそこそこ
ハートキャッチプリキュア、たぶんコンセプトが「自分を好きになる」だと思うんですよね。オープニング聞いてるだけでもそういう気持ちになるからすごく良く出来てると思う。そのテーマの世界において「他人があなたの個性を否定する事はいけないことだ。だから悪役しかしない」「そしてあなたが感じる自分の弱さは、プリキュアもいっしょに立ち向かってくれる」と言う調整がなされているんじゃないかな。
生徒会長もバンくんも、その個性を周囲が驚きはしても、否定も拒絶もしなかったのが僕の心の琴線に触れるポイントだったので、そうなんだろうと思う。
俺たちはこんな美しいプリキュアを作った国で、どうしてインターネットにあんなに悪口ばかり繰り返し書いているんだ？
観た。
『機動戦士ガンダム水星の魔女』4話
比喩の使い方がうまいんですが一方で「しかし地雷というものは、見えない、あるいは見えにくいように設置する意図がある兵器なのだから、『みえない地雷』と言うタイトルはなんか変な言葉ではないか」みたいな気持ちがこみあげる。「子供にとって大人になる事そのものが地雷である」と言う意味が一番大きい気もします。楽園の終わり、人生の始まりは死である。
しかしどんどんと差別と偏見の実態が見えてくるにつれて「それが払拭されないまま終わる悲劇」を描いてきた過去のガンダム作品との線の違いが見えてきた気がします。このアニメ、どう考えても差別と偏見を振りかざすヤツは「それだけでダサい」んですよ。スレッタが差別される立場で、スレッタの魅力が周囲を変えるタイプの話の筋だし。
差別や偏見を仕方がないものだとか憎むものというより、ダサい価値観と描くのは「若い」と思う。生まれ、出身、人種、障害などにとらわれない方がクールであると言う価値観の人が見る前提の話になってると思う。
コメント