2023/01/02

雪/1018hPa/体調:

「葉の面積を減らして虫の動きを減らす」なるほど、これはわかるアプローチ。なぜ閉じるかの理由についてはかなりの考察が出来たし、カルシウムイオンが結合する時の信号にあわせて葉が閉じるまではわかったのか。どういう現象で葉が閉じているのかそのものはわかってないのね。

観た。

『最強のふたり』

最強のふたり

評判がとても良いのは知っていたけど、「事実に基づいた」の一文が邪魔でずっと見てなかった。実際に見た感想としても「事実に基づいた」はマイナス要素だった気がしますね。ここまで事実と関係ない映画にした時は「事実に基づいた」って宣伝するの禁止にしてくれ。

わりと前情報と作品の印象がちがったのは書いておいたほうが良い気がするので、そこを重点的に書いておきます。僕は「障がい者であるフィリップを人間として扱うドリス」とか「共通点のまったくない二人」みたいな書き方されていたんですけど、これはあんまり事実じゃないと思った。

まずフィリップがいかなるコンプレックスを持つ人物なのか、なんですけど、これは「全身に障害がある」よりも「金持ち」の比重が大きいんですよ、たぶん。なんで「金持ちの旦那」として扱わないドリスと言う要素が大切なはず。この伏線はけっこう作中あって、そのもっとも大きいものが恋愛部分ですよね。フィリップは金持ちである事以外の魅力で勝負したいと口にするわけですもの。ドリスはこれを言われてつまることなくフィリップの教養などが魅力であると口にするし、ドリスは終盤、実際にフィリップから得た教養であるダリの話を楽しそうに口にしてる。

二人はまったく共通点がないかと言えばそれもちょっと違って、二人とも「音楽を生活のかなりの上位においている」ですよね。音楽の趣味は違っても、そう。ドリスは芸術に関する感性がけっこう豊かであるので、画商でもオペラ(意味がわからないので寝るとかではなく、観て変なのだなって笑うの、それなりに感性がいる)でも寝たりそもそも外で待っているみたいな事はしてない。フィリップも若い頃はヤンチャやってた気配がけっこうして、そもそもパラグライダーで事故というのもヤンチャだった感じを受けるんですよね。

だから僕は演出意図としては「けっこう価値観も話もあうが、育ってきた環境が違う二人」何だと思う。富豪と乞食ジャンルだよね。これらを踏まえた上で「このジャンルにおいては過剰になりすぎないストレートな脚本、よくできた演出と美術、おおよそ穴のない名作」だと思う。

『DIY』8話。

人間関係をメインとした作品としてすっかり面白くなっていて驚く。1話と印象が全く違っていますよね。

この短時間であんなイメージボード描けるの、せるふちゃんほとんど異能じゃん……その才能で食う道あるタイプの能力だよ。ジョブ子の能力の高さと弱さ、それを影でフォローしてくれるぷりん(それに甘えるジョブ子)の構図がかなり好き。せるふとぷりんとはまた違った関係。

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