晴れ/1030hPa/体調:この天気で体調悪くない事ある?
無限に褒められていい。
もりもりブルアカもしたしスプラのビッグランも少ししたし、目標となるようなことは色々できて良かった。
読んだ、観た。
『アフリカン・カンフー・ナチス』
凄まじいバネで繰り広げられるカンフーアクション。
ストーリーは王道カンフー映画の骨格をしております。道場破りが来て師匠が殺され(恋人も洗脳されて奪われる)、他流派の技術を学んだ主人公が復讐のための戦いを始める。敵がナチスで東條英機も出てきてカラテも使うガーナアーリア人と言うだけで。だけってなんだ?
謎の配役、謎のモータルコンバット、謎の関西弁字幕(これが一番分からない、字幕で見るとけっこう綺麗な英語喋ってて言ってることはほとんどわかる)、妙に癖になる音楽。完全にアウトすぎて逆にセーフだし、映画を本気で作ってる、でも予算はない映像が好きな人はけっこういるんじゃないですかね。ガムテープで貼り付けているオブジェクトが多すぎるんですよ、画面の中で。無限に語るところがある。
「予算がないなりに真面目に作っているアホ映画」なので『低予算映画のスピリット』がわかる人にはかなりオススメできてしまう作品だった。こんなアホ題材なのに……!
『月とライカと吸血姫』7巻
無茶苦茶真面目に月に挑んで完結した……。
レフとイリナの関係性もゴールをちゃんと描き、いかなる手段で月に着陸するのか、いかなる訓練をしていかなる決断をして、そしてなんのために月を目指すのか……などの課題一つ一つを丁寧に描いて月に行った。そう、月に行ったんですよ。ネタバレなんですけどネタバレにならないですよね月に行った。マジに全編最初から最後まで「月に行く小説なんだから当然こうするよな」と言う話ばかりして終わってる。これは凄いことですよ。なにもかも全部「ちゃんとやって終わります」と言う……破綻することがなにもない。その事自体がもう宇宙開発エンジニアリングの体現と言えるし。
宇宙開発の歴史を描くラノベシリーズの最終巻で、ついに「最初から最後まで、読む前にだいたい予想できるような予定調和を果たして終わる」、あまりにもテーマに誠実じゃないですか? いや、すごく気持ちいい体験をしたな……。
『虚構推理』20話
やはり妖狐は有害!!!!!!!!!!!!!!! 人類と妖狐は滅びていい!!!!!!!!!!!!!!!!!! と言うだけで1話終わる虚構推理独特の回でした。他に感想ないんか?
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