2023/03/30

晴れ/1019hPa/体調:そこそこ

ぎっくり腰を乗り越えて映画館に行ってきたぞ……!

朝、整骨院で「おっ、ちゃんと歩けてる」って先生に言われたんですけど、それはつまり昨日までちゃんと歩けてはいなかったという事ですか。いやなんか動きがかたい自覚はあったけど、そこまでひどかったの? 嘘でしょ。

グリッドマンユニバース

最高のグリッドマン映画だった……。SSSS.GRIDMANが好きなら完全に聖典です。完全なる続編だからいきなりこれを見るような映画ではなかったです。ラーメン屋にラーメンと餃子食べに行ったらメニューに載っている料理が全部でてきて「食え、食え」てにこにこされてデザートまで出された。そう言う映画ですよ。

とにかくグリッドマンの続編でみたいって思うもの全部入ってるんですよ。見たかったすべてがある。おかげで「なんていい映画だったんだ……え、まだ?! こんなすごいシーンが?!」みたいになってしまう映画でした。最高。

話の核は響裕太なんですよ。本編はほぼアカネちゃんの物語だったこの作品で、語られていない主人公たる響裕太。なんの迷いもなく、人のために全部を投げ出せるヒーロー。たった一人、世界のルールを曲げて、新条アカネではなく宝多六花を好きになった少年。すべては彼を語るためにある。

とにかく響裕太について無限に語りたくなる作品だと思うんですけど、それやると「はぁ? 私の方が響裕太についてよくわかってるんでけど?」って宝多六花が睨んでくるし、その後ろで内海がうんうん頷いてるから怖すぎてあんま語れないよ! やめろグリッドマンお前まで参戦すんな! お前らの方が僕よりも遥かに格上の響裕太強火オタクだもんな、悪かったよ……。

読んだ、観た。

『僕とアンモナイトの1億年冒険記』

僕とアンモナイトの1億年冒険記

正直そこまでアンモナイト好きじゃないから後回しにしていた本なんですけど、最終的にはめっちゃくちゃ感動してしまった。全体としては子供向け学問キャリア本の範疇だと思います。ひょんなきっかけから、アンモナイト研究の道に入った著者が繰り広げる様々な冒険。その冒険の一ページである『ポケモン化石博物館』の話が本当によい。子供に対する科学への導線であるこの展示。その先にある『古生物学の未来』についての考えた先にあった「学問の先にある、見果てぬ究極の未来」。これが他でもない「子供の頃からいつもあるゲームであるポケモン」との対比で語られるの、本当にいい……。

『スパイ教室』11話

スパイ教室

なんでリボルバー拳銃にサイレンサーつけてるの?(この作品の悪いところ、こういうところを雑にやっちゃうところにあるんだと思う)エピソードの組み立てがちゃんとしててよかった。ボスがこのメンバーの事を「人と協力する能力が高い」って認識してるのかわいいな。ボスがグレーテの事を「美しい」って評したシーン、なんか違和感があって気にしてたんですけど、こう言う。なんか、あんなに悪いライトノベルしてた場面を繰り広げてた序盤からは信じがたいくらいにちゃんと面白くかったし、決着がキレイだったと思う。人間関係の結末をセクシャルなものだけと捉えていないのも印象が良い。バーナード氏が無事で超嬉しいです。

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