曇り/1006hPa/体調:そこそこ
3日ぶりにお外の空気を吸いました。自分の耳たぶから一本だけ3cmくらいの長さの毛が生えているのに気がついて「なんで?」「ここから生えることあるの?」となったし、ありえないけど「ここ数日寝込んでいた間に生えたのか……? 人間らしい生活活動止まっていたことの象徴……?」となって変な気持ちでした。
読んだ、観た。
『あなたへの挑戦状』
阿津川先生と斜線堂先生の競作を謳った一冊。中編程度の長さの作品がそれぞれによって書かれています。阿津川先生がタイトルからの期待を裏切らない『水槽城の殺人』、斜線堂先生も得意分野の人間ドラマを軸とした『ありふれた眠り』。その後、二人がこの競作執筆についての日記を書いていて、それも収録。最後のを含めてかなり満喫しました。二人の小説へのこだわり、ミステリをミステリとして書く時のポイント、思考の流れなどが伺えるので、最後まで読むのがいいと思います。本格ミステリというものに対してどういう感情でいるのか、二人でかなり違うんですよね。それはそれとして、二人とも小説になにもかも捧げすぎているし、斜線堂先生の「一生小説を書こうね」は重いですよ。
『本好きの下剋上』31話
本好きの下剋上
ジルヴェスター、キミさあ! アホだろ!! アホだろ……、空飛んでダームエルに抱えられているところのマインが無邪気そうなのもあって、途中からの殺伐とした展開にけっこう心を痛めてしまった。魔力をどうやって村々に配っているのかが視覚化されると、小説とはけっこう違う味がある。ああやって、直接物として渡すシステムにしてあるのは「その方が支配に有利なので、そうした」と言う事なんだろうと思う。この世界の貴族はそういう事をする。
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