2023/07/02

曇り/1009hPa/体調:副反応強めなんで寝てました

Notionに全部記録して確認しましたが、上半期読んだ本58冊(K2とか、連載で読んでる本は除外)見た映画32作でした。アニメの話数はカウントしてないですが、まあ180話は越しているだろうからOK。今年も100冊、50作品はこのペースなら達成できるかな。

観た。

ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り

最初に本音をいいますね。「えーーーー!? こんなに普通に面白く映画化してもらえる事、あるんだ!!!!」マジにそう、なに一つ面白くないシーンがなかったくらいにちゃんと面白かった。映画を見ている間ずっと楽しい気持ちだった。ファンタジーに対する感度がある人なら、全員見ていいんじゃないかしら。娯楽大作らしい娯楽大作だし、適度に汚さのある町並みもいいファンタジーだと思う。それに原作付きである事に甘えず、世界観の説明が抜群にうまかったと思う。キャラの最低限の説明ゼリフで見るのに支障がない知識が供給されるってタイプの巧みさだったと思います。

TRPGが好きだと「このシーン、別にそのまま恩赦でても全然問題ない展開だったのに、PLが脱走したのでGMが笑いながら処理しただけだな」とか「この親切なマスターシーンは見習おう、シーン制じゃないゲームでもわかりやすさを優先するためにこういう演出を挟んだりするのも、全然許されるんだな」みたいな視点があります。あと、まずゲームの目的として「娘を救出するまでがシナリオである」って提示されていてるよね。

キャラクターが全員好感度高かったんですよね。こういう作品、一人くらいフォローできないクズがいたりしてもおかしくないんですけど、そういうのもない。あとゲームコンテンツの映像化はいつも魔法の存在をどう演出するのかが楽しみなんですが、今回の映像化はかなりゲームテキストっぽい映像なのに、ファンタジーとしての絵面をちゃんと確保してあるのがすごく好きです。

あとセクシーパラディンが本当にセクシーパラディンで、Twitterで言われていたセクシーパラディンに対する風評に対する理解が本当にひと目で全部理解できてすごかったですね。絶対にとんでもないアホみたいな誤解が存在してると思ったんですけど全然そんなことなかった。

『U149』12話

最終回でも大人たちは喫煙室会議を続け、プロデューサーにはLINEだけ送ったところ許されざる行為なのできっちり怒ろうな!!

「夢を見るのに早すぎるも遅すぎるもない」と告げる橘ありすがこの作品のメインのテーマだと思うんですよね。それはつまり、先週説明したように「大人と子供の境界なんて、本当はない」である。アイドルたちがそれを体現するように動き、協力し、そして大人でもできないような努力を見せていく。なのに大人はどこか大人として距離を置いてしまう、嫌なものとしての大人の世界はどういうわけか残されたまま……と言う映像を、最高の表現力で遠慮なく繰り返していく。そしてU149たちのステージはどこまでも楽しそうで……。

言いたいことは色々あるけど、アイマス関係コンテンツの中で一番好きなキャラだと断言できるようになった橘ありすへのありがとうが僕の中で一番大きい。

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