雨／1012hPa／体調：疲れた
なんか疲れてぼーっとしていた。とはいってもけっこうアレコレしたあとに疲れが出た感じなんですけど。
読んだ、観た。
『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』
大学生編一冊目。1年以上時間が経過し、3年生はまるごとカット、大学生活が半年終わっております。するっと大学生になってレギュラー層が大きくかわ……あんま変わんない。高校生では取りづらかった行動を取れるかもとか思ったんですけどそうでもない。でも雰囲気はけっこう違ってる。
ヒロインはスイートバレットのセンター卯月。過去にない部分が一つあって、それは「高校生の頃、彼女がいかに安定していたのか」がすでに一度語られているんですよね。そういう人間が「変わる」のが描かれる。こうして書き出すと特徴的なのはこの「変わる」が直接的に描かれている事かも。過去との違いが描かれている。それは急速で不可逆な変化かもしれなくて……と言うのが今後の伏線か？
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』13巻
攻略対象をカタリナがマリアの代わりさっと攻略して終わり！ みたいな巻。要するにいつもの最近のはめふらですね。とは言っても展開はそこそこ動いているし、内容もスナック感覚で楽に読める＆期待された範囲の中で丁寧。ライトノベルのライトな側面を保護している作品という気持ちもけっこうある（はめふらはこういう作品だよね）。あと世界観の描写がやっぱりうまくて、あんまり大量に書かなくても十分な情報出てくるんですよね。ギャグも寒くない。カタリナはずっと魅力的。みたいな要件は全部満たせているから、ちょっと展開が止まってる以外に文句はないんですよね。
『薬屋のひとりごと』8話
最悪の客じゃねえか。シンプルなトリックなんですけど、症状がちゃんと伏線になっていたり、細かいところがちゃんとしてて「綺麗だな」って印象が残りますね。その上で「憶測で物を言っちゃいけない」が効いてる効いてる（なぜなら物証は医者でもあり探偵でもあり猫猫本人がちゃんと処分してしまっているので……）「本質は後宮と同じ」で居場所の話を再定義して……と言うの短くうまく出来てる。壬氏様、じゅ、純情すぎない？！
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