雨／1015hPa／体調：回復傾向
『虚構推理』の最初のやつが100円セールなので迷わず購入しておきました。
なぜ秋田市にこんなとなりました。 pic.twitter.com/nalNv3LRdw
— ＫＩＴＥ (@KITEis) November 14, 2021
なぜかまったくゆるキャンと縁もゆかりもない土地に爆誕したコラボカフェです。イオンモールのゲーセンの隅っこに唐突にある喫茶スペースと言うレイアウト。
椅子もアウトドア用のものが設置されていて「設営が簡単な割にファンなら文句を言わない！ うまい！」と思った。
なでしこのコラボドリンクを飲んだのですが、カロリーがスタバ級だったんでビビり散らかしています。まあ、真冬のソロキャンに耐えるにはこのくらいのカロリーを積極的に摂取する若さと冒険が必要とされる……。
エターナルズ
話としては、地球は宇宙人に創生されたもので、神話の存在であるはずの彼らエターナルズは宇宙からやってきた「地球を守護する存在である」と言う設定から始まる映画です。そしてMCUらしく「神話の崩壊」が起きるんですね。創造主お前はーからのアイデンティティを失ったエターナルズはどうするのだ案件。骨格としては「ヒーローが己のアイデンティティを問い真なる戦いへと向かう、MCUのもっとも標準的なシナリオ」だと思います。チームが多国籍なのは「それぞれの出身の神話」にも由来する構造になっているのかな。たぶん全員由来を遡ればイメージの大本がわかりそうだけど、人数が多いのでちょっと今は追跡しきれない。
映画の個性としては「彼らは7000年もの時間を共有しているファミリーである」がかなり強い。すんなりと協力しあえるのも家族的であるし、いがみ合い対立があっても離れられないのも家族的だし……と言う具合に仕上がっていると思う。良かったキャラはみんな言っていると思うんですが、マ・ドンソク演じるギルガメッシュが筆頭になるかなと思います。メソポタミアを由来とするキャラにアジアのルックスというのはわかりやすい。エターナルズのタンク役と言う印象の人物として描写されている感じ。人格的にも頼りになると言うのが強く描かれていて、全員の食事を作ったりするのが彼というのがとてもいいと思う。かなり現代的な家族の描き方であることに、ファストスと並んで貢献している人物だったと思える。あとは全員が手話で話す事が出来ると言うのが（おそらくそれは、彼らの家族としてのあり方なんだろうと解釈できるので）、やっぱり大きいと思うんですよね。
この辺のテーマの切り方に既視感があって、なんだろうと思ったら『シャザム！』でした。
総じて人格の書き方はかなり凝っている印象です（この厚みを出すならそりゃ長い映画になるよ）それでも僕にはイカリスがよくわからないと言うのはあるんですよね。悩ましい。
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