2024/04/05

晴れ/1021hPa/体調:そこそこ

この記事に「南極なのに病気があるなんておかしい」ってあって、そりゃまあ南極大陸は病気がないってイメージがあってその理由として「ウイルスが活動できないほど寒い」って風説があったと思うんですが、これは事実ではないですよ。

「生物の移動が発生しないほど寒い南極点近くでは、結果ウイルスが増えることもない」が正しいはずなんですよね(なので南極基地のあたりだと普通の風邪にはかからなくなる)。そもそもの話としてペンギンが住んでるところはそこそこ温かい。そうじゃないと動物が住んでないので。

観た。

『ダンジョン飯』13話

ダンジョン飯

カブルーのソードの使い方、刀身をガントレットで直接掴んでて、露骨に対人の組合を想定してる動きなんですよね。そりゃ人間相手は楽でいいってなるよね。魔物相手には簡単に全滅していたのに。カブルーがめちゃめちゃ冒険者の来歴やパーティ構成、揉め事まで丸暗記してるの純粋に気持ち悪いな!! チルチャックがめちゃんこちゃんとしているのわかっちゃうの笑う。
カブルー、一見頭がいいキャラなんですけど、見識はむしろ狭いので繰り返し全滅してるみたいなところには全然自覚がないんですよね。

『映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』

これは、労働! アンチ労働映画じゃないか。……と言うか資本主義の社会ににおいてありがちな「その人間の労働力を、その人間の価値と捉える行為」への警鐘であり、優しさを武器としたカウンターじゃないですか。
マザーコンピューターが社会を統治する中で、バリバリの強制労働・資本主義の歪みによって社会が機能しなくなるタイプのSF! その中で労働を失ったもの、喪失してしまったアイデンティティに苦しむ存在にも『世界に馴染めなくても、優しく寄り添って生きていられる事の象徴であるすみっコたち』は寄り添えるのかを問う、骨太のSF映画じゃん……。映像的な満足度も最高。
労働シーン、すみっコの中でも労働向きと労働不向きがいる!! 苦しい!(でも伏線) ノルマが課せられたところで「やめろ!!」ってでかい声がでたよね。しかもノルマが増えていく……労災も起きる!
善意でMVPを張り出しているくまこうじょうちょうは「労働者にしかなれなかった闇のすみっコ、すなわち勤勉な労働者」と言う解釈でいいのか……? と思っていたんですけど、すみっコぐらしはちゃんと僕の想像を超え「うまく生きられなくて泣いています。つまり、すみっコの仲間なんです、優しくしてあげてね」と結ぶ。最高。
一方で辛さが具体的すぎて「ファンタジーとしてはリアルすぎるのではないか」「我々の現実にはすみっコがいてくれない悲痛さが際立つのではないか」という気持ちは残る。これが残るのは相当しっかりしてるからなのだが……。

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