曇り/体調:だるい
大人ってこんな悪ふざけするものなんだ……。
読んだ、観た。
『ニチアサ』
キミプリ、またすごいの出てきたな。なんか妖精が追加される率高くない? 諏訪部いれて3人でしょ。
ガヴ、全員がいいキャラしてますね。ハンティの好感度がいつも通り爆上がり。ガヴのキャラクターは全員が家族の影を見て生きているので、本質的に同類だし、相手の傷の痛みも理解できる。だから甘いものを食べて優しい気持ちになる……と言う事を、みんなで繰り返し繰り返し行い続ける。傷が癒えるまで繰り返すんでしょう。ラキアの激情が絵になっていて凄く良かった。だるの前に笑顔になるのも、いい。ヒーロー側が全員善良である事の素晴らしさを思い知る作品でもある……。
ゴジュウ、なにもわからん。本当になんだったんだろう?
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』12巻
この小説書いた人、本気でクレイジーだと思う。兄が妹を好きに理由がない。妹が兄を好きな理由もない。ただお互いに好きなだけで、切欠のようなものは描かれていない。性格も顔も妹よりかわいい女の子から告白されて、それでも好きな女の子は妹だから妹とゴールインする。作中の用語を借りると「エロゲーじゃない」から本当に結婚することなんてできないのにね。大好きに人たちをみんな傷つけて、ただ好きな妹といっしょに歩いていく。妹と以外のフラグはすべてへし折って。ハッピーとは言いきれない(なぜなら彼らは兄妹だから)ハッピーエンドに邁進する。桐乃のとってのハッピーエンドでしかない。京介が幸せかどうかはかなり度外視されている。なにせ、京介のやることなので……。
また京介は一巻から徹頭徹尾『信頼できない語り手』である。なにせ京介の「異性の気持ちの解釈」は一つとしてあっていない可能性が普通にある。描かれている桐乃の気持ちは全部ウソかも知れない。少なくても京介視点の妹のかわいくなさの描写はたぶんけっこうウソ。我々は京介の主観という、虚構の中で俺の妹がこんなに可愛いわけがないについて考えているだけ。
終わってみると、作者が徹底して妹の幸せを考えるのが、一種文学的な(しかしこの作品は完全にラノベとしてコントロールされているので、文学と言いにくい。おそらく伏見つかさ先生は文学と言われても喜ばない気がする……)あり方になってしまった。


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