2024/03/30

晴れ/1005hPa/体調:悪い

ようやくISTベアリングモデルの話が出来る……。

まず最初に注意点なんですけど、このベアリングは毎日使っていると段々と馴染んできます。段々と抵抗が減って動作が滑らかになってくる感じです。まず最初にボールをひたすら高速でぎゅんぎゅんと何分か回した方が良いと思います。あとなんならベアリングの表面と軸のまわり綿棒で拭ったほうが良いかも。その辺の初期の手間をかけるとその分良くなると思います。

ツルツルとした球体を撫でるような操作感を持つルビー球・セラミック球の支持によるトラックボールの操作感とは全然違って、ベアリングが回転するカリカリとした感触がしますね。このギャリギャリは楽しさでもあるのですが、ストレスになる時もあるだろうから好みが分かれそう。

このトラックボールは実は500dpiしかなくて、つまりはかなり激しく動かさないとそんなに動かないはずなんですけど、実際に使ってみると「ちょっと動かすだけでマウスカーソルがすごい速度で移動」します。明らかにルビー球の頃とは違う速度なので、これがベアリングの力なのかと驚いております。
少し回転させるとそのまま慣性で動き続けるので、マルチモニターしている時でも左右の広さがまったく気にならない。現代の解像度の高い大画面に適応しやすいトラックボールであると言えると思います。

パソコンの画面が昔に比べて大画面・大解像度になってしまったので、トラックボールは段々とボールを回す量が増える羽目になっているのですが、この問題に対してLogicoolは「操作の速度によって解像度を自動的に変更するソフトウェア」みたいなやり方で対処しています(つまりLogicoolはソフトの技術力で解決してるし、それができているトラックボールメーカーは現状Logicoolだけです)。しかしELECOMはハード(ボールの直径の変更・ベアリング方式)で解決を図って見せる……と言うアプローチなんでしょうね。

Logicoolを持ってしても親指トラックボールが苦手な動作というのはあって、それは「下から上へ弾く動作」なんですよ。とくに右下から左上方向への弾く動作。これは親指と言うものがどうしても解剖上そう……と思ってたんですが、ベアリングはそれをほぼ解決していますね。この動作に必要とされる力がほぼゼロになっている。

おそらくISTベアリングモデル、事務作業をする人よりもBlenderや3DCADする人の間で威力を発揮する道具だと思います。数ピクセルだけ動かしたいからめっちゃマウス遅くして細かい調整を……みたいな作業している人が劇的に楽になると思う。

観た。

『有頂天家族』1話

観始めました。なんか異様に演出がいいな?! あんまりそれらしすぎて、タバコを吸うシーン見てたら鼻の調子が悪くなってしまった。原作のアニメ的な再解釈もうまい……。ところで金曜倶楽部で那須与一されたシーンで殆ど動かずに周囲見てたハゲの人、李白さん? 森見登美彦先生を読み始めたときからTLでやたらお勧めされていた理由がよくわかってしまった。

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