2019/08/23

曇り/1004hPa/体調:低気圧特有のだるさ

母「なんだっけあの豚の映画……」
僕「ベイブじゃない?」
母「ビーフじゃなかったっけ!」

今日は平和でした。

読んだ。

斜線堂有紀『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』、今までの斜線堂有紀で一番良かったです。今年の夏の間に読めてよかった。これは2019年の夏に読むのが正解だと思います。生きながら金に近づく金塊病と言う奇病。死ねば三億円の価値が生まれる最愛の人。なんの価値もない日常と出口のない生活。『天気の子』を見たときにも思ったんですが、今年はこういう作品が出てくる年で、これが2019年だと確信しました。「フィクションとは、主人公たちが自分たちで、結論を選択する時代」に生きており、この小説はその最前線です。2019年のフィクションです。
また、僕は読んでいて、小説と言う表現で描かれた物語が好きだなと痛感しました。とても素晴らしかった。

藤のよう『せんせいのお人形』83〜95話。昭明さんメインパートへ突入。88話位が辛いけど面白い。92話、いよいよ確信に入りましたね? 過去パートはスミカがなんだかんだいかに守られて生きているのか、突きつけてくる意図も持っていたのかしら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました