2019/11/13

曇り/1012hPa/体調:そんなに悪い感じはしない

やはり僕の内臓は頑丈ではないようで、BMIが低体重で禁酒していようがお構いなしに悪化するようです。またあっさり肝数値が悪化しましたよ。やれやれ。本当にこの体もうちょっと自由にならないかな。そりゃもう10kg体重が多いなら体の不調も受け入れるんだけどなー。

愚痴はこの辺にして。

僕も劇場版2の「レイバーが好きなだけの女の子でいたくない」は長年引っかかってるんですよね。泉野明と言う人間がこんな事を考えているということに、納得が出来ない。
泉野明はどう考えてもレイバーが好きなだけの女の子などではなく、レイバーの一流プロフェッショナル(ここはそれこそ劇場版2の冒頭でも描写されているはずなんだよね)なのに、どこからこの台詞が出てきたのかと考えこんでしまう。
そもそも彼女は男性の代わりにレイバーに乗っているわけでもない。
一人の女性が選んだ職業が警察官であり、その結果が第二小隊一号車フォワード泉野明だった。そういうキャラクターだと強く描かれているように思える。

「あたしのイングラムはなぁ…あたしが毎日乗って…少しずつ動きを覚えさせて…ここまで鍛えあげたんだ…。あんたが気まぐれで遊ぶ玩具とはなぁ…違うんだっ!!」

漫画版の決戦でのこの台詞は、泉野明の矜持そのものであるとずっと思っていて……このセリフに対して納得しない読者はいないのでは? と思えるくらいの「的確な台詞」なのよね。
後藤隊長の「泉の完勝だ」がこれを引き立てる。「泉野明が完勝した」と言うのが本当にいい。イングラムとか一号車とか第二小隊ではなく「泉の完勝」と評してくれるのが、ずっと泉野明を見続けてきた後藤隊長らしくていい。

押井守版と漫画版での女性の扱いの差は色々あって(そしてそれは劇場版2と漫画版の終盤を比べると、どんどん浮き彫りになっていくんだけど)、とりあえず今日は大好きな泉野明の話だけで。

なお漫画版の連載終了が94年、この年のロボットアニメ作品マクロス7、Gガンダム、ジェイデッカー、魔法騎士レイアース。とくにレイアース原作については女性の描き方について肯定的な話をたくさんしたいのですが(偉大なるかな。「誰と結婚したい」に対しての「ランティスとイーグル!」と返答させるCLAMPのバランス感覚よ!)それもまるっと割愛する。そのうち気が向いたらするかもしれない。

読んだ。

伏見つかさ『エロマンガ先生12巻』。エルフがなにを考えているのかは最初からわかりきっていることなので(このキャラはそういう事を平気でするよなと思います)、そのせいで本筋がわりとどうでもよかった。基本的にエルフというキャラを楽しむためのパートと言う感じでした。紗霧が突然成長してしまって戸惑うところもある。もうちょっとステップ踏むと思ってたよ。中盤の創作同人誌に関するやり取りを本筋の何倍かくらいに面白がってしまった。僕の興味の置きどころはこういうところなんだな……。紗霧の成長が落ちになっていないのはワンパターンを避けるためだっていうのもわかるんだけど、ワンパターンでよくかったんじゃないかなとも思えますね。エルフちゃんお当番回としてはいいと思います。それはそれとして「ここ、超良かったわよ」を書き留めるのがこの作品への礼儀かなって思ってますので、僕はエルフちゃんが学校にいかないのに制服着るシーンが好きでしたよと書いておきます。こういうところに人生観出るよね。
しかし伏見つかさ先生、アニメ化の時にどれだけ苦労したりストレスでどうにかなったりしたのか、これだけ作品で放出してしまって大丈夫ですか。オレ妹PSP版の伝説のあのルート制作してしまった当時、やっぱり正気ではなかったみたいに読めてくるので、もうちょっと歯に衣着せぬ言い方は避けたほうがよくない??

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